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布団掃除機でダニがごっそりってホント?

2018年11月25日

私たちにとって毎日欠かせないものが睡眠です。

この大切な時間を快適に過ごすために、きれいな布団は必須アイテムです。

 

ところで、アレルギーや咳の原因になるダニが多く生息している場所も

実は布団なのです。

 

体から出る汗(水分)と体温による保温、

ダニの餌になる髪の毛や垢など、ダニにとって快適な環境になるのです。

 

ですが、しっかり掃除すればダニによる健康被害は防ぐことができます。

 

健康と快適な睡眠のための布団の掃除方法についてまとめてみました。

 

 

意外と知らない布団の掃除方法

 

 

まずはダニについて整理しました。

 

ダニにとって快適な環境

 

室温(25度くらい)で湿度が高い(60%以上)

 

ダニの食べ物

 

ほこりや人の皮膚の垢などです。

 

そして問題なのは、ダニの体の構造です。

 

手足の先につめがあり、これを引っ掛けることで

その場にしがみ付くことができます。

 

これによって掃除機などの吸引に耐えることができるのです。

 

では、反対にダニの弱点は何でしょうか?それは「高温」です。

 

NHK「ためしてガッテンでも取り上げられていましたが、

50度以上の温度で30分くらい、

60度ならすぐにダニは死滅することが明らかになっています。

 

布団を50度以上の状態におく方法として、

簡単なのは、コインランドリーの乾燥機です。

 

多くの機種で55度以上に加熱することができます。

 

この乾燥機を使って50分~1時間程度乾かす(加熱する)ことで
布団の中まで”50度以上の温度にすることができます。

 

この後、洗濯して汚れやダニの死骸などを洗い流せばOKです。

 

 

布団掃除機の効果は天日干しとは違います!

 

 

先に述べたようなダニの特徴から、

布団を天日に干しても「ダニの駆除」は期待できません。

 

逆に、十分に埃を落さずに屋内に取り込むと、

返って室内を汚す結果になってしまいます。

 

掃除機も同様に「生きているダニ」の駆除には効果が望めません。

 

ですが、ダニの死骸やフン、

餌となる垢や髪の毛を取り除くのに掃除機は有効です。

 

他にも窓から風に乗って入ってきて布団に付いた埃や

アレルギー物質を取り除くのにも役立ちます。

 

掃除機を掛ける際は、「ゆっくり、しっかり」かけるようにしましょう。

 

目安は1メートル四方を20秒くらいで吸引していきます。

標準的な布団なら40秒~1分くらいです。

 

そして、掃除機の清掃は、週に1回程度定期的に行いましょう。

 

ダニを完全に駆除するのは難しいのですが、

こまめな清掃でダニが増えにくい環境にしていくのです。

 

 

まとめ

 

繰り返しますが、ダニの駆除のポイントは「温度」です。

 

50度以上をできれば60度以上になるようにします。

 

そして忘れていけないことは「ダニの死骸」の処理です。

 

これには掃除機が活躍します。ゆっくり丁寧にかけましょう。

 

ノズルに布団カバーが吸い着いて困るときは、

ノズルの先にストッキングをかぶせると滑りがよくなります。

 

布団掃除機を使うのもよいと思います。

 

清潔な布団で快適な夜をすごしましょう。

 

そうすれば明日はきっと楽しい日になりますよ。

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