雑学

ペットのケージにヒーターって必要?犬の冬の過ごし方

2019年1月24日

ペットには暖房が必要?

 

童謡で唄われているように、犬は寒さに強いイメージがあります。

 

 

確かに、寒い地域を原産地としているハスキーや、
秋田犬などの日本在来犬は、寒さに強いのです。

 

これは、体毛を見ればわかりやすいのですが、
綿に似ている「アンダーコート」とよばれる下毛が発達しているためです。

 

正に綿に包まれている感じなので寒さに強く、
冬に外で元気いっぱい遊んでいます。

 

 

一方、マルチーズやヨーキーのようなツルっとしたシングルコートの犬や、
チワワやブルドッグなどの短毛種の犬では、
体毛に保温機能が乏しいため寒さを苦手としています。

 

このような犬を飼うのであれば、
人間と同じように寒さ対策が必要となります。

 

対象となる犬に応じた寒さ対策は必要といえます。

 

寒さ対策の基本は温めることです。

 

エアコン、ヒーター、毛布、湯たんぽなどいろいろありますから、
飼い主の環境にあったものを選べばよいでしょう。

 

ポイントは、事故防止策があること。

 

コードを興味本位で噛んだり、
暖房器具を転倒させたりしないように気を付けましょう。

 

また、一定の温度を維持する機能が付いたものが便利です。

 

 

犬をペットとして飼いたい♪初心者の心得

 

 

よくなついてくれる犬はかわいいものです。

 

ですが、ペットですから、
飼い主としておこなわなければならないことがあります。

 

〇経済的な面:えさ代、予防接種代、住環境を整える費用など
〇時間的な面:一緒に散歩(運動)してあげる、しつけをおこなう

 

犬の種類にもよりますが、食費は 5,000円~、
ワクチン接種費が 7,000円程度が目安です。

 

このほかにも登録費(3000円程度)、
トリミング(毛を切り揃えること、5000~10000円程度)や、
病気になった時の医療費や
去勢・避妊の手術費: 20,000~40,000円程度も検討しておきましょう。

 

 

犬はペットだけど大事な家族!

 

 

ペットといえども一緒に暮らしていると、
なくてはならない存在感が生まれてきて、家族同然の感がします。

その一方、「飽きてしまった」などと飼い主側の身勝手な理由で
野犬になってしまう犬が多数います。

 

生物を扱うのですから飼い主には、
「最後まで責任を持って面倒をみる覚悟」が必要不可欠です。

 

種類にもよりますが12~15年程度の寿命があります。

 

そして、生物ですから、飼い主の思うままになるとは限りません。

 

飼い主の指示に従うときもあれば従わない時もあります。

 

指示に従って上手にできたときは褒めてやり、
できなかったときはしつけることが必要です。

 

子供を育てるような手間を費やします。

 

この手間がかかるから、家族同様の絆が生まれるのかもしれません。

 

 

まとめ

 

かわいいペットである犬には、
種類に合わせた冬の寒さ対策を行ってあげましょう。

 

そして、暖房を行うのなら、気を付けたいのが「低温やけど」です。

 

人の場合なら44度のものを6時間程度あて続けるとおこるといわれています。

 

犬でも低温やけどは発症します。

 

皮膚の色が赤紫から青黒となり、次第に毛が抜け、
潰瘍をおこしたようになります。

 

人間同様、ヒーターやカイロが直接触れないように、
タオルでくるんだりするなどの配慮が必要です。

 

春には外でいっしょに遊べるよう、ペットの健康管理をしたいものですね。

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