寒い冬にぴったりな料理は鍋ですね!
冬のキャンプでも、みんなで温まることができる鍋料理は、
お財布に優しくてうれしいポイントいっぱいです。
冬の寒さは食べ物を腐りにくくしますので、
下ごしらえした後の保存が楽ですし、
夏では“傷むかな?”と心配になる具材も楽しめます。
キャンプ場で体が温まる鍋なら次のものはいかがでしょう?
キムチ鍋:
具材を入れて、キムチのパックか、
キムチ鍋の素を入れるだけでできてとても楽です。
寒い屋外でも、体がぽかぽか温まります。
なお、唐辛子は煮込むと辛さが増すことがありますので、
キムチを直接投入する場合はすこし注意が必要です。
お子さんや辛いお鍋が苦手な方がいる場合は、
シンプルなお鍋にして、取り分けたお皿の中にキムチを入れて楽しむのが◎。
トマト鍋:
辛いのが苦手なお子さんとも楽しめます!
具材は、肉・野菜・魚介を選びましょう。
程よい酸味が私は大好きです。
チーズを入れればイタリアン風鍋、
ごま油をちょっとたらせば中華風と、オシャレに楽しめます。
カレー鍋:
キャンプの定番カレーを、変わったかたちで楽しめるのがカレー鍋です。
誰にでも好まれ、多くの食材との相性がよいカレーなら、
家族やグループで楽しむにはうってつけです。
締めのぞうすいは、パックごはんをいくつか持参すれば
飯盒でご飯を炊かなくてもOKでらくちんです。
鍋物以外の冬のおすすめキャンプ料理
ホイルで包んで焼くなら「サツマイモ、アスパラ」
旬の海産物「牡蠣、サーモン、えび」などがおすすめです。
うまみが断然違いますから、きのこと、あればバターもぜひ入れてくださいね。
同じ材料で網焼きもできますが、ホイルで蒸し焼きにした出来立てのアツアツは、冬にぴったりです。
冬キャンプの暖房はどうする?
当たり前ですが冬の屋外は寒いです。
安心して眠るためにも暖房は必須アイテムです。
よく使われている暖房機器は次の3つです。
(キャンプ場により持ち込み制限がありますので確認してくださいね)
石油ストーブ
その魅力はパワフルな火力と、たいていの家庭にあるものということです。
火力が強いので広い範囲を温めることができますし、
平らなストーブ上面は鍋料理も行えます。
欠点は、灯油を用意しなければならないことでしょう。
灯油が匂うのも欠点ですね。
薪ストーブ
火力は、冬場でも汗ばむほどの暖かさをかなりのスペースに提供できます。
石油ストーブとちがって、
燃料の薪は大抵のキャンプ場で入手できるのもよいです。
欠点は、少し重いので持ち運びに少し苦労すること、
着火に手間がいること、灰の始末が必要なことでしょう。
ガスストーブ
軽量・コンパクトさを重視するならこれでしょう。
ガス缶があれば簡単に使えます。
調理用のカセットコンロと共通のガス缶が使えれば荷物を減らせます。
反面、上の2つのストーブと比較すると火力が弱いので
広い空間の暖房には向きません。
他にも、AC電源付きのキャンプ場なら、
電気毛布や電気カーペットが便利です。
利用するキャンプ場の設備、テントの大きさ、天候などを見て決めましょう。
冬キャンプには「タープ」が必需品
ターフというと、夏場で日陰を提供するためのものと思われがちです。
しかし4面に壁をつくることができるスクリーンタープは、
冬のキャンプの必需品です。
その理由は
○雨・雪をしのげます
タープの基本ですが、屋根があるので、
雨・雪のときの作業スペースを確保できます。
そして、下が地面ですので、飲み物なんかを溢しても気になりません。
○寒さをしのげる
冬のスクリーンタープは周囲をクローズすることで風よけになり、
寒さ対策に◎のグッズです。
冬でも温かい日で、開放感を楽しみたいときには、周囲を開ければOKです。
○石油ストーブが使える
有力な暖房・調理器具である石油ストーブは換気装置がないので、
締め切られてしまうテントの中などでは使用できません。
しかし、スクリーンタープなら壁をメッッシュ状態
もしくは一部を開放すれば換気ができます。
このようにスクリーンタープは、風に影響されない暖かなスペースを提供し、
料理を楽しんだり語りあったりと冬のキャンプにあると便利なものなのです。
まとめ
「食べる」こと、「語らう」こと、そして「寝る」ことは、キャンプの基本です。
冬のキャンプならではのすばらしいシチュエーションを楽しむためにも、
料理と道具の準備は念入りに行いたいものです。
冬は空気が澄み渡って、満天の星が楽しめることも多いです。
楽しいキャンプになりますように!