冬といえば、みなさんが大好きな「こたつ」の季節ですね。
私はこたつでぬくぬくと温まりながら食べるアイスが好きなんですよ♪
ところでみなさんは、こたつで温まっていたらウトウト眠たくなってしまい、
気が付いたらそのまま寝ていた、なんて経験はありませんか?
人をダメにすると言われている「こたつ」、実は危険が潜んでいるんです!
よく「こたつで寝ると風邪をひく」というのは耳にしますが、
風邪をひくだけではなく疲れてしまったり、
場合によっては命に関わることもあります。
こたつで寝ると疲れてしまう理由
1. 自律神経の乱れ
こたつに入っている部分は暖かいですが、外に出ている部分は冷たいです。
つまりは、上半身と下半身とで温度差が生まれてしまうわけですね。
これにより体温調整に必要な自律神経が乱れ、体に負担がかかります。
2. 不自然な体勢での睡眠
こたつでの睡眠はスペースが限られ、
思うように寝返りを打つこともできませんから、
どうしても不自然な体勢での睡眠となってしまいます。
また布団やベッドと違って固い床で寝ることもあるため、
これでは疲れるのも無理はありません。
3.睡眠の質の低下
お風呂上りに眠たくなるように、
人間は体温が下がるときに熟睡できます。
しかし、こたつに入っていると体温を下げることができないため、
睡眠の質の低下につながり、疲れの原因となります。
また睡眠の質が低下すると、
昼に眠くなったり夜に寝付けなかったりと、
生活リズムにも影響してきます。
こたつで寝ると風邪やもっと危険な状態になることも
風邪や疲れだけならまだ良い方ですが、命に関わる場合もあります。
こたつで温まっていたら気持ち良くて寝てしまい、
そのまま・・・なんてことも。
1. 脱水症状
体温よりもこたつの温度の方が暖かいので汗をかきます。
汗をかいて体の水分が失われることで脱水症状を引き起こし、
その初期症状として”だるさ”を感じ、疲れの原因に。
夏だとそうですが、脱水症状が原因で死に至るケースも珍しくないので、
いかに危険であるかは分かってもらえるかと思います。
2.脳梗塞や心筋梗塞
先ほど、脱水症状を引き起こすこともあると説明しました。
体の水分が失われるということは血液のドロドロになってしまいます。
すると血液の流れは悪くなりますから、
最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞になってしまうこともあります。
3.便秘
これもまた脱水症状に関係しています。
水分不足になると便が排出しにくくなり、便秘の原因に。
上記の脳梗塞や心筋梗塞などに比べるとまだマシだと思うかもしれませんが、
便秘だって悪化すれば様々な病気につながる危険性があります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
冬になると一日をこたつの中で過ごすという方もいるかもしれませんが、
こたつには実は危険が潜んでいるんです。
もし気持ち良さのあまりウトウトしてしまったら、
こたつで寝るのは危険だと思い出してください!