ツボといえば、東洋医学の代表的な治療方法です。
人の体には「経絡(けいらく)」という
生命エネルギーの通り道が体内にあるとされ、
この経絡の流れがスムーズですと体調は良好であり、
体調が崩れて病気になると考えられています。
それぞれの主要な経絡はそれぞれが特定の臓器と関係があます。
この経絡上で皮膚の下にあり、
生命エネルギーの出入り口となるのが「ツボ」です。
この「ツボ」を刺激すると、
繋がっている臓器へ刺激を与えることができるのです。
では、夏バテに効くツボは?という疑問にたいする答えは「あります」です。
夏バテは体にたまった疲労が原因の一つです。
ですから疲労の解消につながるツボは
「夏バテ」解消のツボにもなるのです。
沢井製薬のサワイ健康推進課のコラム(参考)によると、
足と指先のツボが効くのです。
足のツボは「勇泉」と呼ばれるもので
足の裏の中央やや上側にあります。
指先の方は「指間欠」。
手の甲側で人さし指から小指までの指の股にあります。
どちらのツボも疲労解消に効きますし、
指間欠は自律神経の調子を整えるのにも有効です。
夏バテ解消体操も試すべき!
夏バテの原因のひとつとして言われる「食欲不振」。
その陰に隠れて冷たくて「甘いもの」の摂り過ぎがあります。
あなたもアイスクリームや糖分たっぷりの清涼飲料水を飲んでいませんか?
女性自身のコラム(参考)でも紹介されていますが、
多い糖質は血糖値の乱高下に繋がり体力を奪います。
それを防ぐのが「体操」のような運動です。
朝食後の運動は、
代謝を助けて心も体もスタートモードにしてくれます。
また、寝る前の軽い運動は、適度な疲労感で寝つきを助けてくれます。
十分な睡眠も夏バテ解消に役立ちます。
なったら最初に試すべき夏バテによる吐き気解消法!
暑い夏場に「吐き気」ときくと「食中毒」「食あたり」を想像しますが、
ちょっと待ってください。
吐き気の症状は、「夏バテ」の症状のひとつです。
夏バテで弱った胃腸の不調が原因です。(参考)
夏場に胃腸が弱る原因には「冷たい飲食物」の摂り過ぎと、
強すぎる冷房による自律神経の混乱があります。
ですから対策としては冷たいものの飲食を控えることと、
体を冷やさないことです。
空調の温度を調整できれば調整し、
できないのなら空調の冷風が当たらないようにしたり、
上着をはおって体が冷えないようにしたりします。
胃腸が元気になれば食欲がまし、夏バテの解消につながります。
胃腸の調子をよくするため、香辛料を使った料理がおすすめです。
胃の働きをよくして、
消化を助けてくれる香辛料は、夏場の胃腸の味方です。
まとめ
東洋医学でよく行われるツボ押しは
疲労回復を助けることで夏バテ解消に役立ちます。
そして、体操など軽い運動も体調を整えるのを助けてくれます。
この2つを組み合わせることで体の内側から夏バテ対策をしましょう。