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ガスコンロの掃除は洗剤要らず?!これさえあれば!の万能アイテムとは?

2019年5月6日

家の中で毎日使う場所は幾つかありますが、台所もその一つ。

 

中でもガスコンロは、料理のために油や調味料を使うためでしょうか
汚れが溜まりやすい場所です。

 

なるべくきれいな状態を保ちたいのですが、掃除がなかなか大変ですし、
コンロ用の洗剤を使うとよく手が荒れます。

 

そこで、ガスコンロの汚れを簡単に落とす方法をご説明します。
まず、汚れの種類を見ていきます。

 

ガスコンロの主な汚れはつぎのようなものです。

 

〇飛び散ったりこぼれたりした油が固まったもの
〇食材やその他の焦げ付き
〇水垢

 

つまり、汚れの大本は、私たちが普段料理に使っているものです。

 

これが、コンロのあちこちに付着して固まったところに埃などが積もっていくと、
拭き掃除だけでは落としにくい汚れになるのです。

 

油が主な原因になっている汚れですから、
洗剤として「重曹」が効果を発揮します。

 

アルカリ性で油を分解する効果がある重曹は、
自然由来の安全な素材で、油汚れに効果があります。

 

そして、この重曹の働きを助けるのが「温度」。

 

固まった油は、熱を加えることで柔らかくなります。

 

ハンディタイプのスチーム洗浄機があると便利ですよ。

 

焦げ付きも重曹を含ませたキッチンペーパーなどをあてがっておいて、
しばらく置いてから使い古した歯ブラシで擦り落とします。

 

水垢もスチームやお湯で温めてから歯ブラシでこすると簡単に落とせます。

 

いきなり洗剤をかけるよりも、
いらなくなったクレジットカードでこするのも効果的です。

 

汚れの表面に傷をつけてから洗剤や重曹をつけると効果があります。

 

 

シンクの掃除も楽々♪洗剤を使わずに輝きを取り戻すためのアイテム

 

 

シンクの汚れは白っぽいものですが、原因は2種類あります。

 

1つ目は水垢で、
水に含まれるミネラルが
食品に含まれるカルシウム成分と結合して固まったものです。

 

2つ目は石鹸のかすです。

 

どちらも白いのですが、水垢がアルカリ性なのに対し
石鹸カスは酸性と違いがあります。

 

ですから、これらの汚れに対しては個別にあたります。

 

水垢には、酢を水で薄めた酢水(酢1に水2の割合)や、
クエン酸水(クエン酸小さじ1/2を水100mlで薄めます)を
汚れている個所にスプレーします。

 

酢水、クエン酸水ともに酸性でアルカリ性の水垢を中和します。

 

1~2時間放置してから軽くこすると汚れが楽に落ちます。

 

石鹸カスは重曹で落とします。

 

100mlの水に小さじ1杯の重曹が目安です。

 

この重曹水を汚れに拭きつけます。

 

軽く水で練った重曹のペーストをこすりつけて
1時間くらい放置してからスポンジでこするとよいでしょう。

 

 

キッチンの換気扇掃除って大変!油汚れを洗剤なしで綺麗にする方法

 

 

換気扇も調理の際に飛び散った油分が付着して汚れます。

 

こちらの汚れは油が主な成分です。

 

酸性である油汚れを弱アルカリ性である重曹で中和することで落としやすくします。

 

そしてもう一つのアイテムが「温度」です。

 

換気扇の羽根など外せる部品は、
外してから40度~50度のお湯のなかに重曹と一緒につけておきます。

 

温度で中和反応がすすむとともに、
固まった油が柔らかくなって落ちやすくなるのです。

 

重曹の量は10リットルのお湯に対して1カップくらいが目安です。

 

お湯に漬ける代わりに、スチームクリーナーを使う方法もあります。

 

その際、重曹は換気扇にかけてもよいですし、
クリーナーのタンクに重曹を少し入れて吹き付けてもよいです。

 

 

まとめ

 

手が荒れて困る人は、掃除の際にゴム手袋を使うなどして
洗剤が肌に触れないようにします。

 

また、なるべくアルカリ性洗剤の使用を避け、
重曹などを使うようにしましょう。

 

そして、重曹であらかた汚れを落とした後に、
中性洗剤で仕上げるのがよいと思います。

 

基本は、洗剤は肌にやさしいものから、
スポンジやへらなども柔らかいものから始めると、
コンロのフッ素コートなどのダメージを軽くすることができます。

 

また、油が主体の汚れですから、温めることもポイントです。

 

温めて柔らかくすれば、落としやすくなりますから、
洗剤に頼らなくてもよくなります。

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