なぜテストがあるのか?
それは、勉強してきたことが身に付いていることを確かめることと、
進学のために自分の学習のレベルを確認するためです。
1年生のころはテスト直前の勉強でもそこそこの点数が取れたのですが、
学年をおうごとにテスト対象が広がり点数が上がらなくなります。
計画的な勉強が必要になります。
テスト勉強の計画は目標を立てるところから始まります。
テスト教科ごとの目標を定めます。
次に出題範囲を確認し、
過去問題を調べるなどの方法でテストの傾向を調べます。
それから、テストに向けた勉強のスケジュールを作成します。
数学や理科、国語のように
考え方が大切な科目では練習問題を解くように。
英語や歴史・地理のように暗記することが多い科目では
毎日一定の量をこなすように。
そして一番大切なのが、睡眠時間の確保です。
テストまでの時間が短くなると、
いきおい睡眠時間を削った”徹夜で勉強”しよう
と考えてしまいがちです。
しかし”睡眠”こそが昼間勉強したことを記憶として
脳に定着させる作業を行う大切な時間なのです。
計画は、目標達成のために勉強時間と睡眠時間の
両方を確保したものにしましょう。
逆に考えると、よい結果を得るために、
しっかりした勉強の計画が必要になるのです。
テスト勉強の時に試したい集中力を上げる方法
勉強した内容をしっかり覚えるためには、
集中することが大切です。
集中力を上げるポイントは2つ。
1つは、集中を妨げるものを片付ける。
2つ目は集中できる時間を把握することです。
集中を妨げるものの代表は、スマホでしょう。
ついネット接続して動画を観たり音楽を聞いたりしませんか?
スマホは電源をきりましょう。テレビも同様です。
調べものをするなら、紙の参考書や辞書を使いましょう。
人間の集中は無限にできるわけではありません。
集中した後は休憩が必要です。
この集中と休憩のサイクルを使うことが
テスト勉強では重要です。
集中して疲れた脳では効率よく物事を覚えることはできません。
一般に25~40分の勉強時間に対し
5~15分の休憩を組み合わせるのが良いようです。
テスト勉強の大敵!眠い!を吹き飛ばす方法とは?
勉強していると必ずといってよいほどやって来るのが”眠気”です。
ネット上の書き込みを見ていると多くの人がいろいろな工夫をしています。
眠くなる理由からみていくと、
・前日の睡眠不足
・食後で血糖値が上がる
・目の疲労(同じところを長時間見つめるから)
・室内のよどんだ空気
などが挙げられていました。
対策としては
〇眠気を感じたら少し(5~10分)眠る。
昼休みで20分くらい時間が取れるのならコーヒーを飲んでから
仮眠すると、起きるころにカフェインが効き出すので
寝ざめが爽快になります。
〇体を動かす
〇目の周りを温めたり、冷やしたりする
〇窓を開けて換気をする
が挙げられます。
他にもガムを噛んだりして、
口の筋肉を動かしたり刺激を与えてみましょう。
飲み物やスナックをとるのも効果があります。
まとめ
目標を定めてそれに向けた計画を作成する(そして計画を実行する)。
これは試験の勉強だけではなく、
会社における仕事などでも大切なことです。
決められた時間を集中して何かをする。
そのために眠気を解消する。
これらのスキルも将来多くの場面で使うことになるでしょう。
計画をたてることはテストでよい結果を残すために大切なことですが、
それ以外にも得られることは多いのです。