手足の先が冷たく感じるだけではなく、
冷え性では下半身など体の一部や全身が冷えているように感じられる症状です。
「冷え」は体の「体温が低い」から起きるわけではありません。
ストレスやホルモンバランスの変化、
最近では強い冷房など様々な原因で体温の調整がうまく行かなくなり、
血行が悪くなることで引き起こされます。
冷え症で困っている人には男性・女性ともにいらっしゃいますが、
生理とか貧血・低血圧などで血行が悪くなることが多い女性の方が多いのです。
冷え症の対策として靴下の重ね履きをしたり、
厚着をしたりする人がいますが、それは有効な対策とはいえません。
血行をよくすることが冷えの対策には重要なのです。
そこで、日頃行っている「食事」と「運動」から
冷え症を改善する方法をまとめました。
冷え性改善に役立つ食べ物5選
食事は私たちにとって必要不可欠なものです。
冷えの原因となる血行についても重要です。
一つ目のポイントは温度です。
テルモの体温研究所のレポートによると、
体調を整え血行をよくして体を温める食べ物をとるとよいのです。
- 麹など発光食品:
腸の調子を整えて栄養の吸収をよくします。
みそ汁などは体が温まります。酒粕も同様の効果があります。 - 野菜:
にんじん、にんにくなど、
地中にある部分を食べる野菜には体を温める効果があります。 - 魚介類:
ウナギ、鮭、ニシンなどです。血行をよくするビタミンAが多いです。 - 肉類:
牛肉や鶏肉。良質なタンパク質は、筋肉の材料。
そして筋肉こそ体の熱を生み出す装置です。 - 温かい飲み物:
コーヒーやお茶です。ポリフェノールは血行をよくするのに役立ちます。
この他にも、唐辛子など食べて体が温まる食べ物が冷え解消に役立ちます。
冷え性改善に役立つストレッチ
体の中で熱を出すところは筋肉です。
糖や脂肪を燃焼して体を動かすとともに熱を生み出して体を内側から温めます。
筋肉を増やす方法として、まず思いつく「筋トレ」ですが、
これには、「きつそう」とか「しんどい」というイメージがあります。
確かにモリモリの筋肉を付けるためには、
大きな負荷をかける筋トレが必要ですが、
冷えを解消するための運動なら、
ストレッチやウォーキングなど軽い負荷の運動で十分です。
冷えに効く運動はいろいろなところで紹介されています。
手軽に行えるというところから、
ためしてガッテンで紹介されたストレッチがおすすめです。
ストレッチのポイントは、「無理をしない」と「毎日続ける」の2つです。
まとめ
「冷え」対策のポイントは血行をよくすることです。
これには日頃の生活習慣が影響します。
すぐには効果が見られないかもしれませんが、
食事や運動への気遣いを毎日根気よく続けていくことが大切ですね。