健康&美容

低反発と高反発ってどうちがう?マットレス比較

2018年8月16日

スマホを見たり、パソコンを見たり、
日々の生活のなかで下を向いていることが多いですね。

 

この姿勢、実は首に負担がかかるのです。

 

痛みをがまんしてムリを重ねると頸椎ヘルニアになることもあります。

 

頸椎ヘルニアへの対処は、正しい姿勢をとることが一番です。

 

なかでも一日の約1/3を占める睡眠時間を
首に負担をかけないような姿勢をとることが大切なのです。

 

首を自然な形状にしっかりサポートできる枕を使用する事は、
そのための重要なポイントです。

 

頭の重さを支えながら長時間適切な高さを保つ。

 

この条件を満たすものとして高反発もしくは
低反発のマットレスや枕が注目されるようになってきました。

 

 

頸椎ヘルニアは枕が大事!低反発高反発の枕選びとは

 

 

頸椎ヘルニアのケアのポイントは枕です。

 

この症状によい枕として低反発枕高反発枕に人気があります。
ではこの2つの違いは何でしょうか?

 

一言で言えば、跳ね返り(反発力)の違いです。

 

押し込む度に沈み込んでいくのが低反発、
ぐっと押し込んだ時、沈まずに強く反発してくるのが高反発枕となります。

 

低反発枕について解説すると、
材料には小さな気泡が多く密集した
スポンジ状のウレタン素材が使われています。

 

枕に載せた頭はゆっくり沈み込み、
柔らかく包み込まれるような感触があります。

 

低い反発力のため、
接する面全体で重みを吸収し圧力を分散させることから、
頭部や首などの負担を軽減させ快適に眠ることができます。

 

高反発枕は、反発力や復元力に優れた
ラテックス素材(ゴムみたいなもの)や
ポリエチレン素材を使用しているものです。

 

これらの素材が適度に固く感じられるクッション性を生み出します。

 

頭部の沈み込みが少ないので、寝返りを打ちやすいです。
首や肩への負担も少ないのです。

 

反発力の特性に違いがある2つの枕ですが、
首に優しいものを選ぶのならポイントは2つです。

 

それは”高さ”と“硬さ”です。

 

首を自然な形状に支えるための高さと、
それを長時間支えても沈みこまずに高さを保持する硬さが重要になります。

 

 

首の痛みを和らげる高反発枕の効果って?

 

 

先にのべたとおり”高さ”と”硬さ”が重要なのですが、
もうひとつのポイントが”睡眠中の寝返り”です。

 

寝返りは、身体の一部だけを長時間体重で圧迫したり、
血流が滞ることを防ぎます。

 

あわせて、蒸れるのを防ぎます。

 

一般に私たちは睡眠中に20~30回の寝返りを打ちます。

 

高反発マットレスのポイントは、
適度な反発で頭が沈み込みを防いで寝返りを打ちやすくすることです。

 

また、”高反発”ですから、
寝返りで枕を押し潰そうとしても、大きく変形しません。

 

反対に、力が抜ければ、素早く形状が戻り、
次に頭が載るときには頸椎ヘルニアを和らげるように受け止めるでしょう。

 

高反発マットレスの寝返りが打ちやすいことは、
多くの寝返りで血流を良くし、

 

すぐに形状が復帰する反発力は、
首の形を適切に保持することに役立ち、痛みを和らげるのです。

 

話がそれますが、高反発なマットレスは、
腰などの体の重い部分が沈み込むのを防ぎ、
寝返りを打ちやすくすることで快適な眠りを助けます。

 

 

まとめ

 

頸椎ヘルニアの症状を改善するのは睡眠です。

 

睡眠中に首に優しい姿勢をとるために、
自分にあった高さの枕を選びましょう。

 

そしてケアに重要な寝返りが打ちやすい適切な硬さも確認しましょう。

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