雑学

タイヤのチェーンを簡単に着脱する方法

2018年11月3日

雪に路面が覆われてしまったら、普通のタイヤでは走行できません。
でも、たまの降雪に備えて冬用タイヤを用意するのは面倒です。

 

雪国に住んでいる方やスノースポーツに熱心な人でもなければ、
雪上で運転することは殆どありません。

 

でも、地球温暖化の影響かどうかわ分かりませんが、
最近は思わぬ時に雪に降られることが多くなったようなきがします。

 

ですから、万が一の降雪への備えには、タイヤチェーンが便利です。

 

チェーンの効果は、冬用タイヤに勝るとも劣りません。
これさえあれば、大抵の雪道には対応できるでしょう。

 

「でも、チェーンの取り付けは難しいのでは?」との声がきかれます。
しかし、最近のチェーンの取付けはとても簡単なのです。

 

 

タイヤチェーンと布はセットで常備しておくべきアイテム

 

 

タイヤチェーンを購入したら、合わせて用意しておきたいものがあります。

 

軍手は誰もが思いつくのですが、意外に忘れてしまうのが、です。

使い古して雑巾に回すようなボロ布で構いません。

 

チェーンと一緒にトランク内に置いておきましょう。

 

布の使い道は2つです。

 

一つはチェーンの装着時です。

 

装着作業では、タイヤの裏側に手を回したり、
チェーンのフックにゴムチューブを掛け回したりする時に、
地面に膝を付く機会が多くあります。

 

そんな時、布を敷いて作業をすれば、
衣類が汚れるのを防ぐことができます。

 

2つ目は、タイヤチェーンのお手入れです。

 

 

雪道を走れば雪・氷の水分や、融雪剤がチェーンに付着します。

 

金属製のチェーンはもちろんゴムチェーンでも
金属部品の掃除・手入れをしておかないと錆びてしまいます。

 

また、ゴム部品も水分が付きっぱなしでは劣化が早まってしまいます。

 

使い終わったチェーンは、備え付けの布で
きれいに拭っておくことで長持ちさせることができるでしょう。

 

他にも、布(毛布)は、泥道でのスタックからの脱出時にも重宝します。

 

 

タイヤのチェーンのサイズってどうやってわかる?
違ったら装着不可?

 

 

タイヤチェーンを購入しようとして、一番に困るのがチェーンのサイズです。

 

小さいと取り付きませんし、
大きいとチェーンとタイヤが密着せず、空回りして危険です。

 

タイヤに加わる力の加減で、
タイヤとチェーンがたわんで、車体に接触したりします。

 

ですから、タイヤにあったサイズのチェーンを選びましょう。

 

多くのタイヤチェーンにはメーカーから適合サイズ表が出されています。

 

車種やタイヤサイズから
適したサイズのチェーンを選べますから活用しましょう。

 

ショップの人に相談してもよいですね。

 

ネット上では、適合サイズ外のチェーンでも
使用できた旨の書き込みがみられます。

 

しかし、外観上、取り付いたように見えますが、
走行時にタイヤが空回りしたり、
チェーンが外れたりする恐れがありますから、
適合したサイズを選びたいものです。

 

そして、購入したら、装着してみて具合を確認しましょう。

 

その時、タイヤハウスとの隙間の確認も忘れずにしておきましょう。

 

 

まとめ

 

タイヤチェーンは雪道走行の頼もしいアイテムですが、
気を付けたいことがあります。

 

・タイヤチェーン装着時には制限速度があります。

 

金属製のチェーンの多くでは30km、
非金属製では50km制限が指定されています。

 

・雪や凍結路以外では、すぐに取り外しましょう。

 

チェーンの寿命が縮みますし、乗り心地も悪いです。

 

・チェーンの着脱は平らな場所で行いましょう。

 

周囲を確認して安全を確保しましょう。

 

また、使い終わったら、水分や汚れを取り除き、
破損個所の有無を確認します。

 

雪道では、車の安全を乗せているのがタイヤチェーンです。
毎シーズンに1回くらいは装着手順の確認をしておきたいものです。

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