日々の生活に溶け込んでいる感があるスマホです。
ビジネスでもプライベートでもないと不安を感じる人
も多いのではないのでしょうか?
総務省の情報通信機器の保有状況(参考)によれば、
9割の人が何等かのモバイル機器を持っています。
ところで、小学生の子どもにスマホを持たせることを
ためらう親御さんも多いですね。
ゲームばかりで勉強をしなくなるとか運動不足になるとか
いろいろ心配されています。
一方、学校の授業でタブレットなどのモバイル機器に触れる機会は
増えていますし、いつでも連絡が取れる・位置情報を得られることで
セキュリティの役割を果たしてくれます。
スマホは便利な機器です。
むやみに遠ざけるより上手に接する方法を親子で探していくのが、
現実的な対応でしょう。
子供にスマホを持たせるのはいつから?
NTTドコモに関連する研究機関である
モバイル社会研究所の調査結果(参考)によれば、
小学生の約4割がスマホを所持しています。
スマホを使い始めた理由が、「子どもと連絡をとるため」です。
友達との付き合いや習い事などで
一人で外出する機会が増えることを考えれば、
納得できる結果です。
また、小学校での英語やプログラミングの授業で、
タブレットなどのモバイル機器に触れる機会が増えます。
スマホは日常生活に欠かせないツールとなっていますし、
これからもそうでしょう。自在に扱えるようになるため、
早くから触れて慣れることが大切です。
子供のスマホ制限アプリ3選
小学生の子どもでは、まだ判断力や自制心が十分に発達していません。
先に紹介した調査結果でも、多くの親御さんが、
使い過ぎや犯罪に巻き込まれることを心配しています。
実際、大阪の小学生の事件(NHKの報道)のように
SNSを利用した犯罪に子後もが巻き込まれる事件が発生しています。
そこで、お子さんのスマホを制限するアプリを3つ紹介します。
〇保護者向け Google ファミリー リンク
Andoroid OSを開発・提供しているGoogleのアプリですから信頼がおけます。
Googleのアカウントがあれば使用できます。
使用できるアプリの制限使用時間を設定して
時間外はスマホをロックすることができます。
スマホの使用状況も分かりやすく表示してくれます。
iPhoneでも使えます。
〇キッズぶろっく
こちらはiPhone用のアプリです。
機能としてはアプリの制限、使用時間の制限、使用状況のモニターです。
〇スマモリ管理ツール
iPhone、Androidの両方に提供されています。
こちらは、アプリの制限、使用時間の制限に加えて、
現在位置をモニタする機能がついています。
学校の登下校や塾の行き帰りで、どこに立ち寄っていたのか
しっかり把握できます。
まとめ
一人一台といっても過言ではないくらいに普及しているスマホです。
子供から遠ざけることより、
上手に接していくことを教えていく方が重要でしょう。
多くの親御さんが心配している”使い過ぎ”については、
アプリで制限する方法もありますが、
多くの家庭でルールを定めて守っていくようにしています。
「決められたことを守る」という社会生活の基本を教えるのに
スマホは役に立ちそうですね。