ダウン症は染色体の異常で生じるものです。
その症状は、いろいろあるそうです。
○○症からくる”イメージ”は、
将来の生活にお金がかかるような印象を与えます。
実際にネットにあるダウン症の解説では、
合併症についての説目が多くみられます(参考)。
一方、医療費、養育費のサポート制度があり(参考)、
合併症の手術など高額な医療費が発生した場合には、
金銭的に支援する制度が設けられています。
ダウン症は療育手帳や身体障害者手帳の対象になっています。
ダウン症だから特別に多額の費用を負担しなければならない、
ということはありません。
子供がダウン症の場合に必要な費用
「ダウン症」と一口に言っても、
現れる症状はひとぞれぞれです。
費用面で心配になることは医療費です。
心配される合併症はいろいろあります。
例えば
心臓の壁が不完全な心内膜欠損症、
血液のがんである白血病、
消化器のトラブルである十二指腸閉鎖、
などがあります。
日常の生活に関わる難聴、斜視の治療費用
糖尿病や肥満に気を付ける必要がある
と言われています。
次に必要なのが養育費用です。
病院や地域の療育センターで
アドバイスやカウンセリングを受けることができます。
受講のための交通費が必要になります。
子どもがダウン症の場合に受けられる費用面での補助や支援の制度
ダウン症の子どものために
いろいろなサポートが用意されています。
先にも述べましたが医療費について、
ダウン症は小児慢性特定疾病対策の対象(参考)となっています。
ご家族の医療費の負担には上限額が決められていて、
それ以上の額は負担しなくてよいようになっています。
療育手帳の取得ができます。
これがあると
- 給付金の支給
- 税金の免除・減額
- NHK受信料の割引
- 鉄道運賃の割引
を受けられます。
特別児童扶養手当は、
保護者の所得によりますが
毎月34,000円、重度認定を受けたら51,000円
となります。
住んでいる地域で異なりますが、
多くの自治体で行っている
乳幼児の医療費の補助を受けられます。
まとめ
ダウン症の原因は分かっているのです。
薬による治療方法は見つかっていませんが、
多くの人がトレーニングなどで社会生活を送っています。
支援もこどもの期間に限らず、
成人後も障害者年金制度や
心身障害者扶養共済制度が設けられていて
支援を受けることができます。
ご家庭内で悩むことはせず、
自治体の相談窓口で相談するようにしましょう。
多くの人と制度が子どもと家族のことを支援してくれるでしょう。