一歩足を踏み込むたびに傷みが走る。
端が曲った爪が皮膚に喰いこむ。
そんな、巻き爪に悩まされている人が大勢いらっしゃいます。
ツメキリのブランドである貝印の調査によれば、
巻き爪に悩むには若い女性が多いそうです。
歩くときに痛みだけではなく、
歩く姿勢まで悪くなってしまうこの症状。
爪が曲る原因は次の三つです。
1:足の指に力をかけない、かからない
2:指に過剰な力がくわわる
3:爪の切り方が悪い
具体的には、
1は運動不足(歩かない)、
2は足に合わない靴を使う(外反母趾とか)です。
そして3の爪の切り方はどうでしょう。
普段からよく行う爪の手入れである
”爪切り”のどこに気を付けるべきなのか?
を説明します。
巻き爪の原因が切り方にある場合の予防法や治療法を紹介
爪の切り方と撒き爪の関係について調べた調査結果によると、
巻き爪になっている人の爪の切り方の特徴は次のとおりです。
〇爪の長さが指の先端よりも短くなる深爪。
〇爪の両端を切り落とすバイアスカット
〇爪の先端を扇状に丸めるラウンドカット
では、巻き爪にならないための切り方は
スクエアーカットです。
これは、爪の先端の形を
平らにまっすぐとするものです。
そして、爪の長さは指先と同じか、
1mm程度長めにすることです(参考:NHK健康ch)。
爪を切る時に思い出してください。
そして、爪切りを購入するときは、
刃先が真っすぐなものを選びましょう。
巻き爪の原因が水虫の場合の予防法や治療法を紹介
足のトラブルで多いものに”水虫”があります。
この水虫と巻き爪の関係はあるのでしょうか?
それについて沖縄医師会のコラムによりますと、
巻き爪の人の中で40%人が爪水虫も患っていたのでした。
爪の水虫(爪白癬つめはくせん)は
爪に白癬菌が侵入することで起きます。
爪がもろく厚くなったり、端が皮膚に喰いこんだりして
巻き爪と似た症状になったりします。
こちらの予防方法は、
足をよく洗って清潔にする、
爪を切る、
薬を塗ることです。
まとめ
巻き爪も爪の水虫も日頃のお手入れが大切です。
特に爪の切り方(深爪にならない、先端はまっすぐ)に気を付けましょう。
そして、歩き方も見直しましょう。
しっかり足の指先に体重がかかるように歩くようにします。
また、爪の状態に不安があるのなら、
早めに皮膚科の先生に相談しましょう。
爪の治療には時間がかかりますから、
早めの対応が大切ですね。