巻き爪で困っている人は、
日本人の10人に1人とか(参考)。
ざっと1000万人もの人が困っていることになりますね。
これだけ多くの人の問題ともなると、
ネットやドラッグストアなどで
自分で行える対応法が紹介されています。
その方法は、
矯正グッズを利用したり、
テーピングしたりして
”爪と皮膚を離す”というものが殆どです。
ここまで広がっている症状(?)なら、
専門のお医者さんに診てもらうことはできないの?
という疑問がでてきます。
答えはもちろん皮膚科がある病院に行けば
診察・治療が受けられます。
手術も受けられます。
が、治療内容で費用などに違いがあります。
巻き爪の手術は保険がきく?きかない?手術によって費用が変わります
病院で受けられる巻き爪の手術は
大きく2つに分けられます。
巻いた爪をワイヤーで矯正する方法
広く行われている方法です。
矯正グッズと同じように
ばねのようなワイヤーを装着して
爪が曲るの防いだり、
曲がった爪を平らに伸ばすようにします。
この治療のメリットは次のとおり
◇麻酔が不要。痛みはありません。
◇手術当日からお風呂に入れます。
◇スポーツは内容によって可
デメリットとしては
◆保険の適用外。自費。
費用は、初診料8500円、次回から2000円くらいです。
喰い込む爪を取り除く手術(フェノール法)
爪の皮膚に喰い込でいる部分的を取り除きます。
そして、薬品(フェノール)をつかって、
喰い込んでくる部分の爪が生えないようにします。
この治療のメリットは
◇保険が適用されます。3割負担の方で手術代は約8,000円です。
デメリットとしては次のとおりです
◆麻酔が必要
◆お風呂は術後数日は不可
◆運動は2週間くらい不可
これらは、一般的な内容です。
もちろん爪の状態によって変わってきます(特に費用が)。
巻き爪の手術は入院?外来?手術によって治療期間が変わります
そして手術となると心配になるのが入院とか通院です。
仕事がある人にとっては気になるところですね。
先に説明したどちらの方法でも、
手術の時間は数十分で終わります。
ですから入院の必要はありません。
術後の運動は制限されることがありますが、
普通に歩くことは問題ありません。
通勤・通学には問題ないといえます。
通院には違いがあります。
手術で爪を取り除く場合は、
手術後、数日は通院が必要になるようです。
一方、ワイヤーによる矯正では、
数か月から1年くらい、定期的に通院して
ワイヤーのメンテや交換が必要になります。
この辺りとあなたの爪の状態をあわせて、
お医者さんと話し合って治療方法を決めていきましょう。
まとめ
巻き爪の症状はどれも同じようですが、
やはり一人一人違っています。
生活スタイルも人それぞれです。
ですから、治療にかかる期間や費用など、
トータルで見て治療方法を選ぶことが大切です。
そして、手術をした後の生活スタイル
(ハイヒールの使用、爪の手入れ方法など)
も合わせて取り組んでいきましょう。