親の立場となって子供の将来を考えると、
早いうちから才能を伸ばしてやりたいと思ったり、
これから役立ちそうなもの事とを身に付けさせたいと思ったりします。
そして、周りを見てみると、同じような考えなのか、
子供を習い事に通わせている家庭が多数目に入ります。
一方で、どのようなことを習わせればよいのか?
いつから?費用はどれくらい?
一週間に何日くらい通うのか?判断に迷います。
そこで、他のご家庭が習い事をどのようにしているのか調査しました。
子供の習い事の月謝はどれくらい?
アベノミクスで景気が上向いたとのニュースを聞きますが、
実質の給料はあまり増えません。
自分たちの老後の資金に年金が頼れないと言われているなか、
どれくらいのお金を習い事につぎ込むべきか判断に迷います。
ユーキャンが運営するマナトピの調査結果(参考)によると、
月の習い事費に
1~3万円(子供一人あたり)かけている家庭が半分くらいでした。
また、文部科学省による平成28年度子供の学習費調査(参考)でも
学外における教育費は、小学生で年間30万円程度でしたので、
ユーキャンの結果と同じくらいでした。
会社や個人が運営する教室ではそれなり費用がかかりますが、
野球やサッカーなどを地域の自治会で運営する
スポーツ少年団などに通わせるのなら、
地域によりますが、月に数千円になります。
子供の習い事はいつからやらせるか?
リクルートが運営するケイコとマナブの調査結果(参考)によると
3歳くらいから始めた家庭が多かったです。
小学館が運営するHagum(参考)によれば、
幼稚園の年中さんとなる5歳くらいからでした。
そして6歳くらいの子供のおよそ半数が何らかの習い事をしていました。
また、小学校入学前では習い事をしないというご家庭も半分です。
習い事を始める時期は、それぞれの環境でことなります。
「周囲の友だちがはじめたから一緒に」、
「子供がやりたいといいはじめたから」とか、
年齢ではなく、子供が興味を持ったときがはじめ時なのでしょう。
子供の習い事は本人のやる気が重要
習い事を始めてから気になるのが、
習い事における「結果」や「成長」ですね。
親としては、安くないお金を払い、
送迎の手間暇をかけているのですから、
なにか結果が欲しいもの。
でも、それが子供へのプレッシャーになってしまっては逆効果です。
大人でも子供でも、習い事で成果をだすためには、
ある程度の期間やり続けなければなりません。
そのために大切なのは、本人の「やる気」です。
大人の場合は達成後の報酬などを考えることで
モチベーションを保つことができますが、
子供の場合では周囲の対応が決めてになります。
「よくできたね」「お母さんもうれしい」と、
子供が達成できたことを褒めて
一緒に喜ぶことがやる気を引き出すうえで大切です。
まとめ
現実に収入に限りがあるのですから、
習い事にかけられるお金は限られます。
考えるポイントは、習い事の費用は自分たちで決められる、
ということと、習い事が始まると、
毎月一定のお金が出て行く、ということです。
金額は自由に決められるけど、
ある期間、長ければ数年にわたって払い続ける必要があるのです。
ですから、習い事の費用は、生活費や学費といった必ず必要な金と、
進学・住居資金や老後資金といった貯蓄に回すお金を決めたのち、
自由に使えるお金の中から割り当てるようにします。
つまり、趣味や娯楽に使うお金と同じ種類とするのです。
子供の習い事のために何がガマンできるのか?
家族のライフプランをよく考えた上で予算を決めましょう。