普段はあまり気にならない外壁、
ところがある日、何気なく視界にうっすら汚れが入ったら・・・。
いったん気になってしまうと、なんとかしたくなりますよね。
そこで今回は、
そんな気になる外壁の水垢や黒ずみの落とし方について、
見ていきたいと思います。
ブラシと洗浄剤を使った外壁の水垢の落とし方
外壁洗浄剤という外壁用の洗剤があるので、それを購入するのがいいでしょう。
ブラシは素材を痛めてしまう可能性があるので、スポンジも用意しておきます。
ホースなど、まずは水で落とせる汚れを落とします。
次に、スポンジと洗剤で洗ってみましょう。
この時、素材が痛んでいないかチェックです!
大丈夫そうなら、ブラシと洗剤で洗いましょう。
手の届かないところは、柄の長いブラシを使うのもいいでしょう。
高圧洗浄機を使った外壁の水垢の落とし方
どうしても届かないところ、
または落ちないところについては高圧洗浄機を使います。
高圧洗浄機の種類
高圧洗浄機には3種類のモーターがあり、それぞれ、
「ガソリンエンジン」
「インダクションモーター」
「ユニバーサルモーター」
となっています。
・絶対に汚れを落としたい!
汚れをしっかり確実に落としたいなら、
水圧の高いガソリン駆動のものを選ぶといいでしょう。
音も重量も大きいですが、間違いはないと思います。
・静かなものがベスト!
インダクションモーターの機種を選びましょう。
静音性が高いため、音も静かで、重量も軽いのが特徴です。
・コスト低減重視!
ユニバーサルモーター型が一番お安めです。
重量はそこそこありますが、音が静かで慣れれば使いやすさもそれなりです。
高圧洗浄機の使い方は?
■準備
・水道栓を締めた状態でホースと本体を接続する。
・水道栓を開ける。
・電源プラグをコンセントに差し込む。
・電源を入れる。
■洗浄
・トリガーを引いて水を出す。
・対象物から約20~30センチを距離をあけ、ノズルを離して水を噴射。
一定の場所に当てすぎないようにしましょう。
・洗浄剤を使用するなら、専用ノズル使用かジェットノズルを外すこと。
■片付け
・電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて水道栓を締める。
・トリガーを引いて残っている水を抜く。
・水道ホースを本体から外す
・部品を収納する。
水道栓の開閉については、水浸しになる恐れがあるため、きちんと確認しましょう。
その他の注意点としては、使用中の水の飛散や騒音などの苦情が来ないように、
周囲へ配慮も忘れないようにしましょう。
専門のプロに頼む場合は?
外壁洗浄専門のプロにお願いするのも一つです。
自分で行った場合は、外壁に傷や損傷を付ける可能性があります。
また、騒音で問題になったり、
そもそも、うまく汚れを落とせるかどうかなど、
いろいろと考えて悩んでしまうなら、いっそ専門業者に頼むことも手段です。
専門業者はプロなので、
しっかり汚れを落としてくれるのは間違いないでしょう。
全体的なお値段は?
専門業者に依頼する場合は、
だいたい1平方メートル200~300円が相場となっています。
高圧洗浄機ですが、だいたい1万円〜7万円で購入することができます。
先ほど記述した3つのモーターによっても、
値段的にかなり開きがありますので、
それぞれ目的に合ったものを、料金と相談して検討してください。
ブラシと専用の洗剤は、1万円以内で購入可能です。
断然お得と言えますが、しっかり汚れを落とせるかどうかは
それぞれの腕次第といったところでしょう。
外壁も放っておくと、腐食や劣化の原因になります。
したがって、しっかり汚れを落とす時には落としておかなければなりません。
定期的に汚れを落とすように、カレンダーに印をつけておくのもいいでしょう。
こういう細かいことをしっかりすることが、
建物を長持ちさせる秘訣であると言えます。
外壁が汚れる原因として、雨や排気ガスやほこり、換気扇の油の飛散、
外壁の塗料の劣化による汚れであるチョーキング、カビやコケ、
シーリング材やエフロレッセンスによる汚れなど、
いろいろなことが考えられます。
気を付けたいことは?
「自分でやっても落とせなかった!仕方ない、プロに頼もう!」
そう決意した時、何を重視して業者を選びますか?
料金!もちろんこれが一番という方は多いと思いますし当然です。
しかし、注意してもらいたいのは、安さに簡単に飛びつかないことです。
実際、料金は安かったものの、ちっとも汚れが落ちていなかったなど、
いい加減に終わらせる業者もあるようですので、
その辺りを信用できるかどうか、見極める必要がありそうです。
業者によっては、塗り直しや汚れ防止用の塗料を使って、
汚れを落とすのはもちろん、防止ケアまでしてくれるところもあります。
つまりはアフターケア!そこも大事なポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は外壁の清掃についてみてきました。
素人では限界がありますので、あまり危険なことや無理はせず、
高圧洗浄機やプロの業者さんにお願いすることも、
是非検討してみてください。
大切な家、
外壁の腐食や劣化を招かないように、手入れをしていきましょう。