健康&美容

妊婦だから気をつけたい?夏バテの症状

2019年7月22日

梅雨も終わりが見えてきて
そろそろ今年も暑い夏がやってきますね。

 

妊婦さんは体温が高いため
暑い夏を乗り越えるのは大変です。

 

夏バテになると食欲もなくなってしまうので、
赤ちゃんの栄養のことを考えると
体調管理には気をつけたいものです。

 

私は妊娠時、夏とは被らなかったので
このようなことを心配することはありませんでしたが、

 

娘が今年初めて暑い夏を迎えるので、
お互い体調管理には注意したいと思い
夏バテについて調べてみました。

 

 

夏バテ症状1~吐き気

 

 

夏バテの症状というと、
「体のだるさ」や「食欲がない」などの症状が思いつきます。

 

漢方の世界では、
夏の暑さによって一番ダメージを受けるのは「胃腸」
だと考えられているそうです。

 

だるさや食欲のなさはこの胃腸の弱りからきている
ということですね。

 

ですから、一見夏バテの症状とは思えない「吐き気」でも
夏バテであることがあります。

 

しかし、夏に起こる「吐き気」の原因は、
熱中症や食中毒であることが多いです。

 

吐き気以外にも、

 

• めまい
• 立ちくらみ
• 大量の汗
• 嘔吐
• 頭痛
• 痙攣

 

などの症状があれば熱中症の可能性が高いです。

 

食中毒(ノロウイルス)の場合は吐き気以外に、

 

• 腹痛
• 嘔吐

 

などの症状があります。

 

これらの症状が出た時は、
夏バテだとは思わず、すぐに医療機関を受診してください。

 

 

夏バテ症状2~下痢

 

 

吐き気同様、胃腸の弱りからくるのが「下痢」です。

 

吐き気や下痢などの症状は、
胃腸を元気にすることで症状の改善につながります。

 

つまり、胃腸を温めるということです。

 

暑いからといってつい冷たい飲み物を飲んだり、
エアコンの温度を過度に下げてしまいがちですが、
それは胃腸を冷やすことにつながってしまいます。

 

白湯を飲んだり、
カーディガンなどで温度を調節するようにしましょう。

 

その他にも、
香辛料を使った料理が効果的らしいのですが、
妊娠中に辛いものを食べるのは控えた方がいいと思うので

 

辛さ控えめのカレーや、温野菜など
暑い夏でも食べやすい食材を取り入れるといいと思います。

 

 

夏バテ症状3~眠い

 

 

夏バテによる倦怠感に近いかもしれませんが、
夏バテの症状には、「眠気」もあるみたいです。

 

それは、
暑さによって寝れていないことが原因です。

 

そして勘違いしてはいけないのが、
「睡眠は何時間寝れたか」ではなく、
「どれくらいぐっすり眠れたか」が大切だということです。

 

暑いと寝苦しくなって、
レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れることによって
疲れが取れなくなってしまいます。

 

逆に、クーラーで体を冷やしすぎるのも
自律神経のバランスが崩れて
夏バテの原因になってしまうようです。

 

しっかりと睡眠をとるためには、
クーラーを上手に使うことがポイントです。

 

体が冷えすぎないよう、寝入りにはタイマーをセットしたり
クーラーが消えてから暑すぎて起きてしまわないように
高めの温度にしておくと快適に眠ることができます。

 

その他にも、冷却できるスカーフや氷枕などで
首筋などのリンパを冷やすことも効果的です。

 

しかし、妊娠中にも「眠気」という症状は出ます。

 

ただでさえ身重な体と暑さで体が疲れています。

 

眠気が出た時は無理せずに体を休めてあげてくださいね。

 

 

夏バテ予防に妊婦さんが気をつけるべき4つの行動

 

 

では、夏バテにならないために
どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 

妊婦さんが気をつけた方がいい暑い夏の過ごし方について
調べてみました。

 

1. 冷房の温度

 

赤ちゃんは羊水に守られているため、
多少クーラーが効いているからといって
寒いということはないと思いますが、
冷房の温度は28℃が適温です。

 

28℃だと少し動くと汗ばんできてしまいますよね。

 

扇風機などを活用して、体の負担にならないように過ごしましょう。

 

2. 食あたりに気をつける

 

これは夏に限らず妊娠中はずっと
気をつけなければいけないことですが、
夏は特に気をつけましょう。

 

生ものは食べないは徹底した方がいいと思います。

 

3. 水分補給

 

こちらも羊水などの関係から
妊娠中の水分補給は大切だと言われていますが、
赤ちゃんへ水分が取られているぶん、
自分の水分が不足してしまいます。

 

1日1.5リットルを目安に適度な塩分も取るように心がけましょう。

 

4. 海水浴は控える

 

妊婦さんは免疫力が落ちているので
海水浴による感染が心配です。

 

暑いですし、赤ちゃんが生まれる前に楽しみたい
という気持ちはわかりますが、
生まれてきた赤ちゃんと行く海はもっと楽しいはずです。

 

我慢しましょう。

 

これらは夏バテ予防だけでなく、
体調管理にも言えることですね。

 

そして、夏は海に限らずプールにも気をつけた方がいいようです。

 

今年も少しずつ手足口病が流行ってきました。

 

大人が感染すると高熱や発疹ができます。

 

母子感染する可能性は低いようですが、
妊娠して高熱が出ると、普段よりつらく感じると思います。

 

夏は楽しいイベントがたくさんあるので、
色々と制限しなければいけないことが多い妊婦さんにとっては
少し寂しいように感じてしまいます。

 

避けた方が良い場所や食べ物はありますが、
気をつけていれば行ける場所もたくさんありますし、
産後は忙しくて外食の回数も減ってしまいます。

 

今しか行けない、今のうちに食べたいものを楽しむ。

 

そんな夏にしてみてください♪

 

 

最後に

 

妊娠中は常に体が重いので疲れやすく、
何が妊娠の症状で、何が夏バテなのか
いまいち判断がつきにくいと思いますが、
つまるところ疲れたら休むべし!
ということです。

 

ただでさえ暑いので体力も持って行かれています。

 

はあ疲れたな、だるいな、体調悪いな
と感じる時には旦那さんや家族の方に
夏野菜を使った料理を作ってもらって
体力の回復を促しましょう☆

 

暑い夏を妊婦で過ごすのは大変ですが、
そんな経験は人生で何回もあることではありません。

 

体調管理に気をつけて
今の家族の形の最後の夏の思い出をたくさん作ってくださいね♪

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