最近の洗濯事情は全て全自動洗濯機にお任せです。
それ故、突然のアラームには慌ててしまいます。
よくあるのが、「排水口のつまり」警報です。
これは、決められた時間内に排水が完了しなかったため、
故障と判断されるものですから、
まずは、水の流れが悪くなっている場所を探します。
ほっておくと本当に排水が溢れて一大事になります。
予兆の段階で適切に行動しましょう。
ポイントは3つ。
排水口にある排水トラップの周囲と、
排水ホース、そして稀ですが洗濯機本体です。
確認する方法は、排水口からホースを外して
風呂場などに排水するようにしてテストします。
これで問題なく排水できたら原因は排水トラップですね。
掃除しましょう。
一方、排水できないのなら、排水ホースの潰れや詰まりを確認します。
ここも問題なければ、いよいよ洗濯機本体の問題となります。
糸くずフィルターなどのフィルター類の点検と
洗濯機が水平に置かれていることを確認します。
どこも異常がなければ、サポートセンターに電話しましょう。
洗面台がひび割れで水漏れする時の応急処置
洗濯機の他に水漏れで困る場所としては、
洗面台、とくにボール部分があります。
ある日突然水が漏れると思ったら、
洗面ボールにひびが入っていた!なんてことは、実はよくあります。
洗面ボールの多くは陶器でできていますから、
固い物を強くぶつけてしまうとひびが入ってしまうのです。
ひびが入った場合、使うのを止めて乾かします。
そこにDIYショップで販売している補修材やコーキング材をひびの上に塗布します。
製品の種類によりますが丸一日乾燥させれば
補修材が硬化して隙間を埋めてくれます。
これでとりあえず使用できるようになりますが、
強度は低下していますので、早めに交換を検討したほうが無難です。
「お風呂の残り湯が臭い」そんなときは魔法の白い粉
「水道代の節約のため」
「環境に優しい石鹸がよく溶けるから」との理由から、
風呂の残り湯を洗濯に使う人は多いと思います。
しかし、風呂は、一日の汗を流す場所。
残り湯には、当然、皮脂や皮膚についた汚れが溶け込んでいますし、雑菌も入ります。
そして、菌にとって快適な温度で長時間(一晩)放置しますから、
菌も繁殖し、にごったり臭いがしたりします。
そんなときは、重曹(炭酸水素ナトリウム)を入れます。
浴槽1杯に約200ml(大さじ1杯)が目安です。
前日の風呂の使用が終わって重曹を入れておけば、
臭いを防げますし、浴槽の汚れも落ちますよ。
水は毎日の生活で使うものですから、
水周りのトラブルはいつ起きても不思議ではありませんし、
実際に一番多く経験するトラブルでしょう。
先にも述べましたが、水周りの不具合には多くの場合、予兆があります。
ですから日頃のお手入れが大切になります。