学び&教育

受験勉強のモチベーションのあげかた3選

2018年10月1日

受験生をかかえる親御さんは、多くの不安に襲われます。

 

「志望の学校の競争率はどれくらいだろう?」
「いまの勉強のペースで大丈夫だろうか?」
「最後まで、くじけずに気持ちを保てるのだろうか?」

 

なかでも、試験の日まで受験へのモチベーションを保つことには神経を使います。

 

放任して本人任せにするのはあり得ませんが、
「勉強しなさい」とプレッシャーをかけ過ぎるのも考え物です。

 

また、心配のし過ぎと同様に勉強のし過ぎも
当人と親御さんの体調を崩す原因になってしまいます。

 

適切な勉強方法とモチベーションを保つ方法について役立つ情報を調べました。

 

 

受験勉強のスケジュールに「遊ぶ」を入れる!

 

 

ベネッセの調査によると、大学受験を控えた学生の6割以上が、
1日4時間以上の勉強をしていました。

学校での勉強時間の半分を超える時間をさらに勉強に充てています。

 

確かに勉強時間を増やせば偏差値が上がる関係が見られるのですが、
勉強に使える時間は限られています。

 

ですから、効率の良い勉強方法が必要になります。

 

効率よく勉強するために重要なのが「集中すること」です。
そして「集中する」ためには適度な「遊び・休憩」がポイントになります。

 

人間が集中できる時間には、15・30・60・90分といろいろな説があります。

 

東京大学の池谷教授は、ご自身の研究結果から、

15分勉強を3回行う計45分勉強する方が、
60分間続けて勉強するよりも記憶の定着がよい。

ということを見つけました。

 

人間の脳の活動は集中することで疲れて低下しますが、
休憩することで回復できます。

 

集中して勉強したらリラックスできる時間を設けることが
効率のよい勉強方法になるのです。

 

 

受験勉強の効率的なやり方

 

 

効率のよい勉強方法を見つけたら、それを持続するようにしたいものです。
そのためのモチベーションを保つ方法を紹介します。

 

 

自分にご褒美?成果が見える工夫をしよう

 

結果が見えないことを続けるのは、大人でも無理でしょう。

 

モチベーションを保つ方法の一つは、「成果」を感じることです。

 

「解き終わった問題集を積んでおく」と
積み上がった高さが目に見える勉強の成果ですね。

 

塾などが主催する模試に参加するのもよいでしょう。
「スコア」は目に見えて他人と比較できる成果です。

 

勉強自体を目的にしよう。

 

 

競争相手をつくる

 

ライバルの存在は、何事おいてもあなたのやる気を引き出します。

 

学校の同級生でも塾で知り合った人でもだれでも構いません。
「あいつには負けない」という相手を設定します。

 

相手の承諾は不要です。自分で勝手に目標にするのです。
あくまでも「ライバル」です。

 

話す機会があれば、相手の勉強方法を聞き出すのもよいでしょう。

 

 

勉強することを目的にしよう

 

「知らなかった出来事を覚える」
「新しい単語を覚える」
「公式を使って問題を解く」など、

 

勉強事態を目的・趣味にしてしまう方法も
モチベーションを高めるのに役立ちます。

 

休憩時間に英単語のクロスワードを解く、なんていうのもよいですね。

 

 

まとめ

 

長期戦ですから「心の健康」と「体の健康」に気を遣いましょう。

 

そのためにも「がんばる」と「休む」のメリハリをつけ、
効率のよい勉強方法が大切です。

 

効率の良い時間はひとそれぞれですから、
いろいろ試してみて自分に合ったリズムで行えばよいのです。

 

受験は、本人もご家族の人にも負担を強いるものです。

 

しかし、きちんとした対応でモチベーションを保てば乗り越えることはできます。

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