冬の寒い季節にはこたつは最高のあったかアイテムですよね。
日本の冬の象徴と言ってもいいほど
こたつは各家庭に置いてあることが多いです。
でもこたつって1度付けたら
結構長い時間つけっぱなしにすること多くないですか?
一度入ったらなかなか出られない、
そのまま寝てしまうなんてこともしばしば。
そうなると気になるのは火事のこと。
長時間の稼働と火事について因果関係があるのか。
こたつと同じく長時間稼働させる
電気毛布についても一緒に見てみましょう。
こたつも電気毛布も長時間使うことには問題はありませんが、
正しく使うよう心掛けて下さい。
説明書にも書いてありますが、
温度を強や高めに設定して長時間しようするのはよくありません。
使い始めだけ温度を高めに設定して、あとは下げるようにするとよいでしょう。
こたつや電気毛布には火事にならないための安全装置があります
こたつには安全装置がついています。
温度調節(サーモスタット)と呼ばれるものです。
サーモスタットとは、
簡単に説明すると熱くなりすぎないように温度を調整する装置のことです。
これがきちんと作動されていないと設定温度よりも熱いと感じるようになります。
いつもよりも熱いと思ったらサーモスタットの故障を考えてもよいでしょう。
また電気毛布にはタイマー機能付きのものもあります。
長時間のつけっぱなしは低温やけどや脱水症状の心配もありますので
ぜひタイマーを使いましょう。
これによって消し忘れの心配もなくなります。
こたつで火事になるのはこんなケースです
こたつでの火事の原因の1つには
洗濯物などをこたつの中で乾かそうとするケースです。
衣類がヒーター部分にあたると250℃以上になり火が出ます。
また座椅子などでこたつ布団を押し込めてしまう場合も
こたつ布団に熱がこもり火が出るパターンもあります。
実際に製品評価技術基盤機構(nite)が実験をして、
消費者に注意を呼び掛けています。
また電源コードが絡まっていたり、
ねじれていたりしてショートし、火花が散り、火が出る場合もあります。
ほこりやペットの毛なども火事の原因になりますので
たまにはチェックするとよいでしょう。
これらの問題はこたつを正しく使用していなかったために起きたことです。
正しく使用していれば問題はないので、
今一度、使い方やコードの状態をよく確認してみて下さい。
まとめ
こたつや電気毛布のつけっぱなしによる火事は実際に起こっております。
死亡事故も発生しています。
毎日使うものだし火を使っているわけじゃないしと思わず、
火事の原因になり得ることを忘れないで下さい。
また使用方法を今一度確認して正しく使うようにしましょう。
火事だけでなく火傷や脱水症状の危険があるのが暖房器具の特徴です。
ほこりやコードのチェックも忘れずにして、
気持ちよく温かい冬を過ごして下さい。