一人で暮らすとなると支出の多さに驚かされるものです。
引っ越しや家具・家電を揃えたのなら、後は月々の費用です。
その中で、家賃を除くと、食費、電気代、通信費が大きな支出の項目です。
この3つをいかに安く抑えるか?が支出削減のポイントです。
そこで、この3つについて節約方法を紹介します。
節約しようと思ったらまずはコレ!一人暮らしの食費の目安
2018年の総務省の家計調査(資料:エクセルファイル)によると、
単身世帯の1ヶ月あたりの食費は44606円です。
不動産屋「イエプラ」が運営するサイトの調査結果によると、
全く自炊しない人食費は1月あたり45000円です。
これが月の半分くらい自炊すると29000円、
毎日自炊すると24000円程度となりました。
また、ほとんど(たまにしか)自炊しない人でも37000円と
全くしない人より少ない結果となっています。
食費における自炊の節約効果は明らかなのですが、
いきなり「完全に自炊」生活は大変です。
ですから少しずつ始めるのがよいと思います。
いっきに調理器具や調味料を揃えるのも大変ですしね。
一人暮らしでも電気代はここまで節約できる!
総務省の家計調査によると単身世帯の電気代は4859円です。
不動産・住宅情報の総合サービスのLIFULL HOME'Sの調査結果では、
平均4千円となっています。
電気代の節約方法をピックアップします。
窓にはカーテン・ブラインドを付ける。
断熱効果を増して冷暖房にかかる費用を削減します。
LED電灯にする
電気代節約のため、照明機器はLEDライトにする方法があります。
ですが初期費用はLED>蛍光灯ですので、
初期費用を節電効果でまかなえるか?を検討しましょう。
エアコンのフィルタ掃除
フィルタが詰まっていると余計な電気代がかかります。
なにより、きれいな環境で生活したいから、
フィルタはこまめに清掃しましょう。
使わない家電はコンセントを抜く
最近は、リモコンとか音声入力とかで電源を入れることができます。
しかし、これは常に待機するための電力を使っていることでもあるのです。
あきらかに使わないものはコンセントから抜いておきましょう。
そして、電気の消費量を減らしたのなら、契約電力を見直しましょう。
契約アンペアを少ないものにすれば、基本料金を節約するこができます。
一人暮らしならネットはコレで十分!通信費節約の考え方
こちらも総務省の家計調査によると通信費は8132円でした。
これも、あなたの使い方によっては削減可能な項目です。
普段あまりネットを使わないのなら、
回線契約をせず携帯のテザリングを使う方法があります。
データの量が1~10GB程度ならMVNOの格安SIMとすることで
500~4000円くらいの通信代で済ますことができます。
動画とかを見る、もう少し通信量が多い人なら、WiMAXでしょう。
工事費は不要ですし、
携帯より大きなデータの受け渡しをしても
速度制限に引っかかることはないでしょう。
UQ-WiMAXなら月額4380円でデータ量の制限はありません
(でも3日間で10GBを超えると速度制限があります)。
回線工事の費用を節約することができるし、
データ通信はWiMAXとし、
携帯は音声中心の安いプランとすれば5000円程度に抑えることができます。
あなたのネットの使い方(データ通信量)を考えて固定回線の要否を考えましょう。
まとめ
このように生活にかかわる支出は、ゼロにはできませんが
工夫次第で減らすことができます。
少し面倒だな?と思うところを自分で行うことによって、
確実に支出を抑えることができます。
この額は月々数千円程度のものかもしれませんが、
塵(ちり)も積もれば山となるということわざのとおり、
少額でも月日がたてば大きな額になります。
また、新しいおとくなサービスが日々発表されています。
日頃の情報収集も節約生活には欠かせません。
そして一番大切なのは、日々の生活が息苦しくならない程度に、
楽しめる範囲で節約するようにしましょう。