ピアノ。
子供に習わせたい事の上位を占めています。
小学館が運営するHugkumの調査(参考)で、
小学生の習い事の男子では6位、女子なら1位となっています。
同じく、習ってよかったと思う習い事の調査でも3位になっています。
習った人の感想では、
「楽譜を読めるようになった」
「鍵盤を叩いて手先が器用になった」とか
「音楽に触れる良い機会」、
「音感がよくなる」などがありました。
目で読んだ楽譜を理解して手を動かすことは、
情報を処理する脳のトレーニングになります。
他にも「先生の指導を受ける」ことは、
学校で授業を受ける基本的な資質の訓練にもなります。
デメリットとしては、先生との相性が合わない時の対応、
送迎などで時間をとられる、
発表会の衣装などの金銭的負担がありましたが、
子供よりも親の負担がデメリットのようです。
習い事で子供にストレスがあるときは続けさせるべき?
習い事で人気のピアノですが、
一方で続かない習い事のランキングの上位を占めています(参考)。
続かなかった原因には、
学業(学校)との時間的な折り合いがつかなかったとか、
上達を感じられないこととか、金銭的な負担とかがありますが、
一番は辞めた理由の4割を占める「子供が嫌がるようになった」ことでした。
では、嫌がる子供を無理矢理行かせるべきでしょうか?
まずは、行きたくない理由を聞いてください。
話し合ってみて、それでも行きたくないと子供がいうのであれば、
止めるのも方法です。
顔見知りになった教室の先生に、
辞めることを言いずらいかもしれませんが、
嫌なことを無理矢理やらせても上達しませんし、
やらせる親のほうにも精神的に負担です。
一つのことを根気よく続ける努力は大切ですが、
それは、ものごとの理解が進んだもう少し年齢が上がってからのことでしょう。
習い事は子供のやりたいことを!習い事人気ランキング
先に紹介したHugukumの調査結果によると、
小学生の男の子と女の子では、人気の習い事に違いがでてきます。
男の子なら、水泳、語学(英語)、学習(国語・算数)が上位を占めます。
一時人気だったサッカーは7位です。
昔から定番の習字やそろばんもベスト10の中に入っています。
女の子では、一位がピアノ・電子オルガンとなり2位が水泳です。
英語、学習(国語・算数)、習字、そろばんもベスト10に入っています。
女の子ならではと思うものはダンス、バレエですね。
体づくりのための水泳や、
英会話、学習、習字、そろばんなど
大人になって役立ちそうなスキルが人気のある習い事です。
いつになっても「子供の将来のため」ということは習い事の基本ですね。
まとめ
脳科学の先生が、
子供の頃にピアノを習うことのメリットとして脳の構造が良くなること
をあげていました(参考)。
他にも上で紹介したようなメリットがありました。
お子さんにやる気があり、
親としても習わせてあげられるなら、
ピアノはおすすめの習い事の一つです。
また、繰返しになりますが習い事は子供の将来への投資という面があります。
ストレスになるような習い事は考えものです。
親子で納得できる習い事を選びましょう。