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あなたは空き巣にあっている?よくある下見方法とチェック方法

2018年2月14日

空き巣の被害に遭わないために

「ご近所に空き巣が入った!」

...って聞いた時は、怖いなぁと感じても、
そのうち忘れてしまったり、
自分の家だけは大丈夫だと思っていませんか?

また、空き巣はお金や物を奪うだけではありません。

不審な侵入者が、
次の機会のためにカメラや盗聴器を仕掛けているかもしれない。
間取りを知られて、次の機会のために侵入経路を確保したかもしれない。

通帳やカードを写メされたり
自分が気が付いていない何かを持ち去っているかもしれない…

疑いだしたらきりがありません。
「空き巣が自宅に入った」という怖さは、
大きな精神的ダメージになり、その後の生活を脅かすことになります。

今回は、空き巣の下見の方法や目印の残しかたについてご紹介します。

 

空き巣なのに、インターホンを押すことがある?

 

 

 

警視庁の統計によると、
空き巣が「狙った家が留守かどうかを確認する方法」で最も多いのが『インターホンで呼ぶ』なのだそうです。

インターホンが鳴って、出てみると誰もいない。こんな経験をしたことがありませんか。
すぐに悪戯と判断しないで、安全を確保しながら、周囲に不審者がいないかどうかを確認してください。

警視庁「すまいる110番」より引用

 

私も、インターホンは鳴ったのに、返事をすると誰もいないという経験があります。
はーい、と返答しても応答もなく…

「あれ?宅配便の人が帰っちゃったのかな…?」
「子供のお友達かなにかで、小さくて死角になっているのかな?」と
難しく考えずにいましたが、
もしもそれが空き巣の下見だったとしたら、怖すぎます。

我が家のインターホンは、カメラ録画機能が付いています。

防犯を意識して設置したのではなく、
以前のインターホンが壊れた時、
取付業者さんが持ってきたカタログから、なんとなく選んだだけで
録画機能がついていることで、
不在時にも、案外人は来ているのだとわかりました。

最新のものでは、スマートホンに
転送されるように防犯設定することで、
リアルタイムで応答できるものもあるそうです。

我が家のものは、
インターホンが押された後の数秒を繰り返し録画してくれるだけの
シンプルなもので、そこまでの高機能ではないですが、
それでも、あるのとないのとではまったく違います。
我が家もつけておいてよかったなと感じています。

最近では「警察の方から来ました(警察官とは言っていない)」などと
だまして、玄関ドアを開けさせようとする悪質な訪問販売業者や
訪問販売を装って、留守かどうかを確認する空き巣もいるようです。
そんな人に、知らない間に対応しているかもと思うと、少し怖いですよね。

そういった意味でも、やりとりの記録が残るのは
万が一の時にも、何かの役に立つかもと心強いです。

 

空き巣の下見は『インターホンを呼ぶ』以外にもいろいろあります。

 

空き巣は電話をかけてくる

 

自宅に電話をして確認することがあります。
電話番号はハローページで調べたり、個人情報を裏業者から買ったりのようです。

ただ、電話帳に載っているものを頼りに、地道に営業活動をしている
真面目なセールス業者さんもいるのでしょうから、
区別がつきにくいのが困りものです。

もし、良い対策方法がみつかったら追記しますね。

 

空き巣は郵便ポストを見る

 

郵便ポストも要注意です。

新聞や郵便物がたくさんたまっていれば、
出張や旅行で長期間家を空けていることが分かります。

また、夜遅くまで新聞の夕刊が残っていれば、日中は留守で帰宅は遅いことが分かります。

郵便物のたまり具合で、空き巣に狙われやすくなるリスクもあがるだけでなく
その郵便物を盗まれると、家族構成や
クレジットカード番号などの個人情報を知られてしまう危険もあります。

出張や旅行、介護の帰省などで長期不在にする場合は
新聞はとめておきましょう。

また「第三者の目」で、ご自宅のポストを見て
あふれたチラシなどが挟まりっぱなしになっていないか、
いかにも「留守がちです」な雰囲気を醸し出していないか、見てみるといいと思います。

 

空き巣は、電気の点灯やカーテンの開閉も見ている

 

窓やカーテンがすべて閉まっている曜日や時間帯が一定だと、
家を留守にしている時間や期間が分かります。

また、何日も真っ暗なら、いないんだなあと想像できます。

我が家では、節電してください!という呼びかけがあるときは
もちろん控えますが、
外出で遅くなりそうというときは、
あえて家の電気をつけて外出したり、
タイマーを使って、窓辺だけでも点灯するようにセットしておくことがあります。
ペットがいるからでもあるのですが…

照明がついていれば、
在宅、あるいは在宅の可能性が高いと判断するかな、
せめてもの防犯対策になればいいなと思います。

 

単身用のアパートなどだと、
どの時間帯に照明がついているか、どの曜日はついていないか、が
割と如実に出てしまうかもしれません。

シフトのある仕事で、特定の日は朝に帰宅する、
毎週〇曜日はスポーツクラブに行くので帰宅が遅い、
週末は飲み会、などというルーチンの行動がある方は、
空き巣被害に遭うばかりでなく、ストーカー的な人に狙われるリスクもあります。

充分気を付けるに越したことはないと思います。

 

空き巣は地道に下見する

 

何時に夫が会社に出かけるか、
妻はいつ買い物や習い事に出かけるのか、
子供が家を出るのは何時ころなのか、
狙った家があれば、空き巣は周囲をうろうろしてチェックします。

住宅地であれば、セールスマンや作業員を装って
うろうろしても怪しまれるリスクは低いです。

駅につながる細い路地なども、住人以外が行き来するのに違和感がないです。

空き巣被害のリスクだけでなく、
「この時間はいないだろう」と侵入したところに
たまたま子供がひとりで帰宅してしまった、などという可能性を考えるとぞっとします。

注意してしすぎることはないと思います、
疑わしいな、と思ったら
その裏をかく対策をしておくことをおすすめします。

 

空き巣が下見に来たときに残す目印に注意しましょう

 

空き巣は入念な下見を行い、
ターゲットとなる住宅に住んでいる人の
年齢・性別、在宅時間などを把握したうえで犯行に及ぶのだそうです。

その際に目印として、マークを残していく場合があります。

 

実際に空き巣が目印として使っているのは、以下のようなマークと言われています。

注意!空き巣のマーキング例

  • S/1→一人暮らし
  • F→家族
  • M→独身男性
  • W→独身女性
  • D/大→大学生
  • ア→アルバイト
  • ロ→老人
  • R/ル→留守
  • 8-17R/ル→8時から17時までは留守
    (817と単に数字だけの表記の場合もあります)
  • 20→20代
  • お金のシール→お金持ちの家 

これらのマークを組み合わせて、

「SW20817」

などと表記されることもあるらしいです。
見たことがないので、不確かですが…

この記号の組み合わせは、

「一人暮らしの20代女性、8時から17時まで留守」

という意味になります。

時間帯とともに、留守の「ル」などと書かれていることもあるそうです。

玄関周りに、書いた覚えのない文字やシールをみつけたら、
「空き巣が一度は自分の家を下見に訪れた」と考えていいでしょう。

 

こういったマークは、空き巣以外に訪問販売業者などが使う場合もあります。

協力、というとおかしいですが、
空き巣Aがつけたマーキングを、空き巣Bや
訪販業者Cが参考にしたりすることもあるそうなので、怖いです。

 

業者が表札やインターホンといった
見えやすい場所にマーキングするのに対して、
空き巣はドアの枠の下側や郵便受けの底など、
見えにくい場所にマーキングする傾向があるらしいです。

ドア枠の下、郵便受けの底、表札やインターホン付近、
空き巣のマーキング被害にあっていないか、ぜひチェックしてみてください。

マンションの集合ポストにも、何らかの目印がついている事もありますよ。

自宅に空き巣対策を施すことはもちろんですが、
近くに住む人たちとも情報を共有し合い、
地域ぐるみで防犯を強化していきましょう。

 

空き巣のマーキング。目印を見つけたら、どう対処すべきか?

目印を見つけたらすぐに消すのがいいそうです。

目印があるということは、家が泥棒に「ロックオン」された状態です。

写メなどは必ず撮りましょう。
警察にも、相談をした方がいいと思います。

ただ、証拠として消さずにずっと残しておこうと思うのは危険です。

マーキングを消す効果

空き巣が付けた目印を「消す」ことで、
空き巣犯に警告を与える効果が期待できます。
逆に言えば、いつまでも残っている目印の家は
「防犯の観念が緩いんだな」「ねらい目だ」と思わせてしまいます。

証拠も残しつつ、
すぐに消すようにしましょう。

 

まとめ

 

今回は、空き巣の下見の方法と目印の残しかたについて紹介しました。

 

空き巣は見られることを嫌います。

 

そこで・・・

・見かけない人を何度も見かけるような時は、声をかける

最初から不審者と決めつけて「何の用ですか!」と強気に言うのは得策ではないです。

仮に空き巣なら、撃退効果はありそうですが
もしかしたら怒らせてしまうかもしれませんし、
逆に、不審者ではなく、何か用事でうろうろしている人だったら、気の毒です。

何か、お困りですか?という柔らかい聞きかたなら、角が立たないでしょう。

・近所で声を掛け合って防犯意識を高める

・日頃から情報を共有する

上記のことを意識して近所と連携をとり、防犯対策をしましょう。

 

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