カーナビにドライブレコーダーは
いまや標準装備の感があります。
そして毎年のように新製品が発売されています。
新製品には魅力的な機能があることが多いので、
いまあるものと交換したくなります。
また、長い間一台の車を乗る人にとっては、
便利なカーナビやドライブレコーダーは、
自分でスペースを探して配線を取りまわさなければなりません。
その時の困るのが配線です。
電源までつながなければならないのですが、
問題となるのは「見映え」でしょう。
車内でとぐろを巻いている配線は
はっきりいって邪魔です。
車内の配線をスッキリ整理する方法を紹介します。
自動車内の配線を整理する方法
多くの場合において、配線が汚らしく見える原因は
「長さ」が合っていないことによります。
多くの車種・ユーザーの要望に応えるため、
ドライブレコーダーなどの機器の配線は長めになっています。
長くて余った配線が乱雑な印象を与えるのです。
すっきりさせるためには、
配線の長さを適切に調整すればよい訳で、
次の2つの方法があります。
〇余った部分を束ねてしまう
簡単な方法で、失敗はほぼないでしょう。
また、他の車に移設する場合も対応しやすい方法です。
作業はいたって簡単。余る配線を束ねて
結束バンドで縛ってしまいます。
そして結束テープを見映えよく巻きつけて、
一本のコードの様な外観にします。
結束バンドやテープには
黒色を使うと目立ちにくくなります。
〇余る部分を切断してしまう
束ねた部分が太くなると、
配線を通す場所に苦労することがあります。
そんな時は、配線を切って短くします。
方法は簡単です。
本体とプラグ(多くの場合シガーソケットに刺す部品)の間で、
一旦配線を切断します。
余分な部分を切除したら、
「ギボシ」とよばれるコネクタを取り付けます。
「ギボシ」はオス・メスがあって、
抜き差しすることが可能です。
同じギボシをつけたコードを用意すれば延長も簡単です。
「ギボシ」の取り付けは専用の工具で
かしめて取り付けますから、
はんだ付けは不要です。
そして接続したら絶縁用のカバーをつけたり、
絶縁テープで覆ったりしてショートしないようにします。
配線を隠して自動車内で目立たなくする方法
配線が目立たなくする方法を見ていきましょう。
色は「黒」
配線を目立たなくするため、配線の色は「黒」にします。
ダッシュボードなど配線を通しやすい場所には
黒い所が多いからです。
同じ理由で、配線を束ねたり、
固定したりするものも「黒」を選ぶようにしましょう。
隙間に通す
配線を通す場所は、できるだけ「隙間」や
「視線の陰」になる部分にします。
内張りを外して、裏側を通せればよいのですが、
知識がないなら無理は禁物です。
垂れないようにする
垂れた配線は見苦しいですね。
それを防ぐのに便利なのが「コードレール」です。
住宅の配線でもよく使いますね。
Cの文字に似た断面の部品を両面テープなどでレールを取り付け、
Cの中(C←)に配線を入れて使用します。
まとめ
配線の整理は、やってみればそれほど難しいものではありません。
ですが、初めてのことには不安がつきものです。
そんなときは、近所のカー用品店の店員さんに
聞いてみるのがおすすめです。
どこら辺に配線を通せばよいのか
アドバイスしてもらうのも一つの方法です。