寒い冬の時期、暖房をつけっぱなしにして寝る
という方も多いのではないでしょうか?
または電気代や健康面に気を使ってタイマーをセットして眠りにつく、
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は朝起きたときに室内が冷え切っているあの感じが苦手なので、
どちらかというと、つけっぱなしで寝てしまうことの方が多いです。
そして朝起きると喉の調子が悪かったり頭がぼーっとしたりします。
私の経験上、暖房をつけっぱなしで寝ることの
メリットはあまりないように思いますね。
暖房はつけっぱなしのほうが安いというのは本当?
夏と違って冬のエアコンは何かと電気を食うイメージがありますよね。
みなさんが気にしているのは、やはり電気代ではないでしょうか?
実は、暖房はつけっぱなしにしていた方が安くなる場合もあります。
エアコンというのは設定温度に達するまでが一番電力を消費しますから、
こまめに電源をオンオフしていると、それだけ電気を使っていることになります。
とくに朝方や夜間の室内が冷え切った状態でのエアコンの起動。
あの瞬間が一番電力を消費しています。
仮にタイマーをセットし、
入眠から2~3時間ほどで切れるようにしたとしましょう。
すると朝起きたときは室内は冷え切っているかと思いますので、
その状態でエアコンの電源をつけると、
設定温度に達するまでに電力を消費するわけです。
それに対して、つけっぱなしで寝ると
室内の温度を維持しているということになりますから、
それだけ電力の消費は抑えられ、電気代もかかりません。
暖房をつけっぱなしで寝ると体に悪いかも?
次は健康面について考えてみましょう。
夏に冷房をつけっぱなしにするのは体が冷えてしまい風邪の原因となりますが、
冬の暖房はどうでしょうか?
暖房をつけっぱなしにしていて、朝起きたら何となく身体の調子が悪い、
そんな経験がある方もいらっしゃるかと思います。
健康面で考えるとメリットはなく、暖房の使用により室内が乾燥し、
主に以下のような影響を及ぼします。
・喉がイガイガして痛い
・肌がカサカサ、肌荒れの原因に
・ウィルスが活動しやすく、風邪の原因に
とくに注意してほしいのが3つ目です。
ウィルスには活動しやすい湿度というものがあり、
暖房の使用により室内を乾燥させてしまうと
ウィルスの活動を活発にさせてしまいます。
冬であればインフルエンザが流行する時期ですから、
十分に注意しましょう。
もし暖房をつけっぱなしで寝るのであれば、
対策としては加湿器との併用をおすすめします。
上記の喉の痛みや肌の乾燥は、
室内もしくは体内の水分不足が原因ですから
加湿器で湿度を調整し、これを防ぎましょう。
また室内にウィルスが蔓延するということもなくなるため、
風邪の予防にもなります。
最後に
冬の寒い時期は、どうしても暖房をつけっぱなしで生活しがちです。
節約という観点からすると、こまめに電源をオンオフするよりは
つけっぱなしの方が電気代は浮きますが、
健康面を考えるとあまりメリットはないように感じますね。
冬になると体調を崩す方も多いですし、
使用はほどほどにしましょう。