我が子の最初の本格的社会デビューと言っても差し支えないのが幼稚園です。
いわゆるお受験が必要な幼稚園ではなくても、
願書はきちんと書きたいというのが親心ではないでしょうか。
しかし、自分の学校入学では書いたことはあるものの、
勝手がわからないという親はたくさんいるのではないでしょうか。
そんな親御さんのための願書の書き方をまとめました。
幼稚園の願書の書き方と写真選びの注意点
幼稚園によっては定員オーバーが考えられるため
入園願書は好印象を残す必要があります。
必ず記入するものには
志望の動機や子どもの長所と短所といった項目があり、
面接を行うところもあるので、
まずは夫婦でしっかりと話し合い、
教育方針や子どもの性格等について確認しておきましょう。
願書は早めにもらって必ず下書きをするようにしてください。
間違えてしまっても、修正液等を使うのはよくありません。
黒のボールペンか万年筆を使って、
下書きに従って丁寧に慎重に作成しましょう。
そして書き上げたら必ず間違ったところはないか確認してください。
いくら書類の書き方に問題がなくても、
写真がきちんとしていなければ何の意味もありません。
幼稚園側が写真を求めるのは、
入園前から子供の顔を覚えるために他なりません。
入園前と入園後でその子の印象が異なってしまうような写真は避けましょう。
ですから行事等でメイクをして写真館で撮ったようなものではなく、
なるべくその子の普段通りの顔や姿がわかりやすい写真を選ぶようにしましょう。
写真が最近撮ったものであることも重要なポイントとなります。
幼稚園の願書の提出は早めに並ぶこともあるので注意を
さて、ようやく正確に書類を書き終え、
正しく写真を貼ったとしてもこれで終わりではありません。
まだ書き終えた願書を提出するという作業が残っています。
定員オーバーが見込まれる人気のある幼稚園では
先着順に入園させるということもあるので、
願書の提出は場合によっては早めに並ばなければならない
ということも視野に入れておきましょう。
ここで大切なのは、目当ての幼稚園が抽選なのか、
それとも願書提出が早い先着順なのかという正確な情報を得ることです。
ほとんどの幼稚園では並ぶことを禁止していますが、
先着順である場合もないとは限りません。
中には受付日の3日ぐらい前から並ぶというところもあるので注意が必要です。
万が一、先着順で並ばなければならないという際には、
きちんと計画を立てることが肝心です。
費用はかかりますが代行をしてくれる便利屋等があることも
覚えて置いた方が良いでしょう。
しかし、たとえ先着順の入園ではなくとも、
面接の順番を早くするために並びたいという人もいます。
昨今は隣近所の迷惑から社会問題に発展するケースも見受けられるので、
あまり極端に早く並ぶことは避けて、
必ず幼稚園側にいつから並んでも良いのかを確認するようにしましょう。
幼稚園によっては提出の当日に面接を行うところもあるので、
服装には気をつけてください。
受験をするようなところでない限り
あまりかしこまった格好をする必要はありませんが、
子供も含めて普段着でも清潔感のある服装をこころがけるようにしましょう。