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年に一度は震災への備えを確認しよう!

2018年2月9日

震災があるたびに
備えをちゃんとしておかないと!

 

・・・と思っても、実行できているご家庭は
案外少ないのではないでしょうか?

 

そこで今回は、
日頃からできる最低限の備蓄と
家具などの倒れを防ぐための固定の方法についてご紹介します。

 

 

震災に備えて水や食料を備蓄しよう!

 

 

食料の備蓄と言っても、
何をどの程度備蓄しておけば良いのでしょうか?

 

ここでは農林水産省が策定している備蓄の基本の4点についてご紹介します。

 

 

1日一人あたり1リットルの水が飲料水として必要で、
さらに調理に使う水などを含めると約3リットルあれば安心です。

 

1週間だと1人で21リットル、4人家族だと84リットル。

 

けっこうな量ですが、最近はミネラルウォーターが安く売られている時もあるので、
「箱買い」して備蓄しておくのもよいかもしれません。

 

 

米は、炭水化物の確保源として「備蓄の柱」と紹介されています。

 

水とカセットコンロなどが必要ですが、
その準備さえ出来れば炊飯が可能となり、
2kgの袋で約27食分が確保できるのです。

 

1人なら2kg1袋で1週間は過ごせます。

 

4人家族でも10kgの袋がひとつあれば十分な備蓄になります。

 

洗う手間や水を節約するため、
無洗米を備蓄用にすると良いのではないでしょうか。

 

缶詰

 

缶詰は「サバ缶」や「焼き鳥」など、
調理不要のものを多めに用意しておくと良いでしょう。

 

カセットコンロ

 

食料ではありませんが必需品です!

 

電気やガスの供給が止まっても
カセットコンロがあれば、ある程度の調理をすることが可能です。

1日1本として6~7本程度あれば一周間もちますよ。

 

 

震災に備えて家具を固定しよう!

 

 

大きな地震では、家具類の転倒や落下、
割れたガラスなどによる負傷者が
全体の3〜5割を占めると言われています。

 

倒れた家具の下敷きになったり、
中から落ちて割れたものでケガをしたりするばかりでなく、
逃げ道をふさがれてしまうこともあります。

 

そんな危険から身を守るには、
あらかじめ家具を固定しておくことが必要です。

 

実際、どんな家具をどんな風に固定すれば良いのでしょうか。

 

転倒防止の基本

 

家具を置くのは、柔らかい絨毯や畳のような滑りにくい場所よりも、
フローリングに置いた方が安全です。

 

滑りやすい分、そのままずれて移動することはあっても

転倒する危険は少ないのです。

また、収納家具の中身は、重たいものをなるべく下に入れ、
重心を低くするようにしてくださいね。

 

ピアノや大きなタンスなど重たい家具は、

なるべく寝室にはおかないようにしましょう。

就寝中に地震が来ると逃げる間もなく下敷きになってしまいます。

 

どうしても寝室以外に置く部屋がない場合は、
ベッドや布団の上に倒れないように向きを工夫しましょう。

 

タンス

 

L字金具等でタンスを壁に固定する方法が一番確実ですが、
賃貸住宅ではネジや釘を使えないことが多いです。

 

天井との隙間に突っ張り棒タイプの補強材を使ったり、
天井との隙間をピッタリ埋める高さの収納ユニットや
段ボールなどを載せておいたりすると、
揺れても天井が支えになって転倒防止の効果があります。

 

さらに、タンスの前面下部と床の間に、
専用の差し込み式ストッパーや厚紙、新聞紙などを挟むと、
家具が後ろの壁にもたれかかかる形になり、転倒しにくくなります。

 

上下が分かれているタイプのタンスは
上の部分だけが飛び出してくることもあるので、
固定用の器具を使って上下の連結を強化しておきましょう。

 

液晶テレビ

 

従来のブラウン管テレビに比べて、不安定で倒れやすい薄型テレビ。

危険なのはもちろん、
高価なものだけに買ったばかりで壊れてしまったらショックですよね。

 

画面の背面とテレビ台とを固定する専用の転倒防止ベルトや、
衝撃を吸収し、前にずり落ちてくるのを防ぐための
滑り止めジェルなどが市販されているので、

これらを利用するといいでしょう。

 

なお、転倒防止ベルトはテレビに付属していることも多いので確認を。

また、キャスター付きのテレビ台は台ごと動く危険があるので、
キャスターをはずしておいた方が安全です。

 

食器棚

 

タンスと同様の転倒防止に加えて、
中のワレモノが飛び出して破損する危険にも備えが必要です。

 

食器の下に滑り止めマットを敷いておく、
観音開きの扉が開いてしまわないようにストッパーを付けておく、

ガラス戸になっている場合は、
ガラス飛散防止フィルムを貼っておくなどの防止策をとっておきましょう。

 

食器棚を新しく買う時は、観音開きではなく、
引き戸や引き出しタイプのものを選ぶと安全です。

 

これら、家具の固定用グッズは、
ホームセンターなどに行くといろいろなものが市販されています。

 

家具の配置も考えてみよう

 

万が一家具が倒れてしまったときのことを考え、
寝ている間やよくいる場所で下敷きになることはないか、
出入り口をふさいでしまわないか、

家具の置き場所を見直してみることも大切です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

大きな地震が起きたら、
揺れと恐怖で頭は真っ白になってパニック状態になります。

 

そんな時に、必要な物をそろえて詰め込むのは

ムリだというのは想像がつきますよね。

 

あらかじめ、両手が自由になるリュックサックなどにまとめておき、
誰でもすぐに持ち出せるところに準備しておきましょう。

 

備えあれば憂いなし!!ですね♪(v^_^)v

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