ビジネス

資格取得するなら女性はどれを取るべき?

2019年10月7日

男女雇用機会均等法とか、「セクハラ」「パワハラ」への気配りが広がって
女性が働く環境が少しずつですがよくなってきた今日この頃。

 

年金への不安や夫のリストラなどの事情も女性が働くことを後押ししています。

 

ですが、国税庁の「平成29年分民間給与実態統計調査結果」参考などから
わかるように、女性の年収は男性よりも低いのが実情。

 

また、正規社員の割合も男性より少ない結果となっています。

 

出産・育児で職場を離れなければならない状況はあまり変わっていないようです。

 

それでも、生活のために収入が必要なわけですが、
なるべく良い条件の仕事につくのに役立つのが「資格」でしょう。

 

テレビのCM、新聞の折り込みチラシ、業者のサイトで
多くの資格が紹介されていますが、
女性が狙うのなら次のポイントを押さえましょう。

 

〇年齢(若さ)が関係しない
〇実務経験を問われずに誰でも受験できる。
〇独学で取得できる
〇取得費用があまりかからない

 

具体的には次の資格に人気があります。(参考:ユーキャン

 

〇医療事務
〇簿記検定
〇宅建
〇社会保険労務士
〇ファイナンシャルプランナー
〇MOS
〇介護福祉士
〇Webデザイナー
〇行政書士

 

もちろん資格を持っているだけでは収入になりません。
取った資格は有効に活用していきましょう。

 

 

資格取得で転職を有利にする方法

 

 

転職を有利にする方法はあるのか?はよくある疑問です。

 

多くの資格紹介サイトでは
「資格」のアドバンテージを強調していますが、
実際はそれほどでもないのが実情です。
(例:女性の転職エージェント

 

中途採用を行っている会社が望んでいる人は「即戦力」。

 

ですから、実務経験やスキルを求められリことが多いのです。

 

なら資格は?となると「持っていて当然」から
「あればなお良い」までいろいろです。

 

たとえばMOS

 

事務仕事でお馴染みのWordやExcelのスキル
を証明するものです。

 

なくても仕事はできますが、
資格があると、
パソコン仕事において活躍できること
をアピールできます。

 

また、宅建の資格は、
不動産業で住宅を扱うのなら不可欠な資格ですし、
あなたにその知識があることを証明するものですね。

 

つまり、資格を取得するなら、
あなたが希望する仕事で求められているもの、
役に立つものを選ぶことが大切です。

 

どの仕事でも役立つ万能なものはありません。

 

また、資格取得から転職活動開始まで期間を開けるのも
おすすめできません。

 

資格の人気も移り変わります。

 

あなたが持っている資格が旬のうちに
転職活動を行うことがあなたの転職を有利にします。

 

 

資格を取得したことをアピールする履歴書の書き方

 

 

資格を取得しても、黙っていては誰も気づいてくれません。

 

転職や求職の際には、幸いに履歴書を書く機会があります。

 

履歴書に書く際のポイントは2つ。

 

一つは、資格の名称を正確に書くこと。

 

もちろん、
1級、2級などのグレードまで正確に記入します。

 

もう一つは、
応募する会社・職種に関係しそうな資格を書くこと。

 

製造業に応募する際に宅建の資格を書いても、
会社側は「なぜ?」としか思わないでしょう。

 

悪くすると、あなたのことを
「自分のことばかり話す自己中心的な人」
と思われてしまうかもしれません。

 

履歴書は、相手の会社があなたに興味を持つ
(そして実物に合ってみようと思わせる)
ように書く必要があります。

 

「資格」は、あなたが役に立てることを示す道具なのです。

 

 

まとめ

 

先に紹介した資格の他に意外に聞かれるのが
「自動車運転免許」です。

 

交通の便のよい都会と違って
地方なら必須のものでしょう。

 

資格取得に頑張った人によく見られるのは、
「資格取得=収入確定」のような、
ある種の達成感に浸って満足してしまうことです。

 

先にも述べましたが、資格取得は、
もっていない人より優利な条件をつくっただけです。

 

持っていることを上手にアピールして、
良い条件で働けるようになって、
はじめて資格が生きてくるのです。

 

役に立つ資格を取ったのなら、
あなたの生活に役立つように活用していきましょう。

タグ

-ビジネス
-,