「仕事を辞めたい!」これは、働いている人なら一度は思うことでしょう。
否、年に1度、いえいえ月に1度くらいは思うかもしれません。
大手求人サイトのマイナビ転職の調査によると、
働いている20~35代の71%の人が
「仕事を辞めたいと思ったことがある」のです。
その理由の1位は「お金・給与」、
2位は「人間関係」そして「仕事内容」が続きます。
「辞めたい」思う原因の大元は、現実と理想のギャップです。
このギャップを解消する方法は、
今の状態を受け入れるか、現状を変えるしかありません。
現状を変える方法の一つが「転職」です。
ですが「転職」も万能な方法ではありません。
効果はあるのですが使い方を間違えれば
今より悪い状況になることもあります。
失敗しない転職のために必要なものを見ていきましょう。
仕事辞めたいならやりたい職業に転職しよう
「今の仕事が自分に合わないのなら『やりたい仕事』に転職しよう!」
と考えるのは、ごく自然な成り行きでしょう。
ですが、それは新たなる失敗の第一歩かもしれません。
いわく、以前から「やってみたかった仕事」は、
憧れる部分が強くなるためかイメージが先行しがちです。
転職先がイメージどおりなら問題ないのでしょうが、
大抵の場合、イメージ≠(一致しない)現実に悩まされることになります。
転職の場合には、具体的な仕事内容、給与待遇、福利厚生
そして職場の雰囲気などの情報を集めて検討する必要があります。
ネットでの情報収集はもちろん、
目指す業界、職種もしくは会社で働いている人の生の声をできるだけ集め、
分析することが大切です。
そしてもう一つ大切なのが、
やりたい事=能力を発揮できる事かどうかを冷静に見つめることです。
やりたい仕事に就いても、活躍できなければ辛いことになります。
「隣の芝生は青く見える」ものです。
客観的な判断をするために相談できる相手をもつ必要があるのです。
仕事辞めたい人が相談できる場所って?
自分を客観的に見つめ直すなら、第三者に相談するのが一番です。
もちろん利害関係のない第3者に相談しまう。
まずはハローワークです。
多くの求職者、求人者を見ている専門家ですので、
客観的にあなたの話をきいてくれるでしょう。
気をつけたい点があります。
もともとハローワークは職を探している人のサポートを目的としています。
転職の相談なら、今の職場がブラック企業とか
ハラスメントで困っていることを伝えれば、
関係する公的機関を紹介してもらえるでしょう。
次は、転職エージェント、求人紹介会社です。
転職エージェントのコンサルタントは
客観的かつ現実的なアドバイスをくれます。
もちろんあなたが転職を希望していることが、
エージェントを通じて他に漏れることはありません。
ハローワークと違って、
「転職を成功させること」を生業にしていうるプロたちですから、
これからのキャリアを意識し、
今までの職歴や経験が無駄にならないアドバイスをもらえます。
ハローワークも転職エージェントでも自分に合った求人を紹介してくれますし、
相談を通じて新しい気づきを得ることもできます。
なにより、今の職場へ情報が洩れることがありませんから、
希望の職が見つからなかったり、
今の職場のメリットが見つかったりすれば、
転職を止めることができるのです。
まとめ
転職を成功させるためには、
情報収集、自己分析そしてこっそり話を進めることです。
次の職が決まるまで慎重に行動しなければなりません。
たとえ仲が良くても職場の同僚に相談するのは下策です。
あなたの転職を成功させるためには、
仕事紹介に豊富な経験をもつハローワークや
転職エージェントを活用していきましょう。