子育て

ついに来たイヤイヤ期!その対処法は?

2019年8月2日

早い子だと1歳半から始まると言われているイヤイヤ期

 

いくら子供の成長だとわかっていても、
自分に余裕のない時にはイライラしてしまいますよね。

 

私にももうすぐ1歳になる娘がいるのですが、
とにかく箱や棚から物を出すのが好きみたいで
少し目を話すだけで、泥棒でも入ったのか?

という有様に(笑)

 

最近は、「これはナイナイしようね〜」
とさりげなく取り上げると、
怒って泣き出すようになってきました。

もしかしてこれはイヤイヤ期の前兆・・・?

 

なんてビクビクしています。

 

子供の行動ですし、成長の過程でもあるので
親として温かく見守ってあげたい、寄り添ってあげたい
という思いはあるのですが、
実際に感情的にならずに対応することができるかな?
と不安を抱えています。

 

あと半年ほどでイヤイヤ期が始まってしまう可能性もあるので、
今のうちにイヤイヤ期の正しい対処法について調べてみました。

 

 

イヤイヤ期の特徴は?

 

 

イヤイヤ期というと、とりあえず何をするにも
「いや!」と言われてしまうという印象があります。

 

イヤイヤ期について研究しているイヤイヤ研によると、
イヤイヤ期は大きく分けて

 

  •  なんでもイヤという
  • なんでも自分の思い通りにしたい
  • 自分でなんでもしたい
  • 物と人へのこだわり
  • 独占欲

 

に分けられるそうです。

 

例えば、
歯磨きを嫌がったり、同じ服ばかり着たがる、
時間になっても帰ろうとしない、友達のものを取る
などがあります。

 

どれも手強そうなイヤイヤばかりですね・・・。

 

ちなみに、私の娘はすでに歯磨きを嫌がっているので
先が思いやられます(>_<)

 

 

イヤイヤ期の接し方

 

 

毎日このようなイヤイヤをされてしまっては
こちらもお手上げです。

 

「いい加減にしなさい!」と言ってしまいそうですが、
忘れてはいけないのが、これは子どもの「成長期」であるということ。

 

子どもたちはできないことが「なぜ」できないのか、
「なぜ」帰らないといけないのか、
の「なぜ」の部分が分からずイライラしてしまうのです。

 

この時期に大人が「なぜ」「どうしたら」に向き合ってあげることが
この先、子どもたちの考える力に変わっていくのです。

 

そのため、「お化けが出るよ」などの脅しや
「お菓子あげるから」などの交換条件、
否定や命令などは使わないようにしましょう。

 

そんなイヤイヤ期の付き合い方には
リーピート・クエスチョン・リクエスト
の付き合い方が大切だそうです。

 

  1. 子どもが言った言葉をリピートして感情を受け止める
  2. どうしたいの?と質問する(3歳から)

 

多くの選択肢を出して「どれにする?」と選ばせる
というステップです。

 

子どもが「いや!」や「あれがいい!」と言っているときは、
「イヤだね」「あれがいいんだね」などと言葉をリピートします。

 

また、子どもはなぜイライラしているのかをわかってないことも多いそうです。

 

そんなときは「洋服が着れなくてイライラするね」などと
言葉にしてあげることで行動と感情が結びつきます。

 

うまくできずにイライラしている場合は、

「手伝う?」「ママが代わりにやろうか?」「教えようか?」
などと選択肢をなるべく多く出してあげましょう。

 

「自分でやる!」と言われた場合は見守りつつ、
こっそりと手伝ってあげましょう。

 

とは言っても全てのシーンでこれが使えるわけではありませんよね。

 

そこで、イヤイヤ期に向き合い続けている保育士さんたちの
シーン別の対策法を調べてみました。

 

ご飯で遊ぶ、水をわざとこぼす

 

「ぐちゃぐちゃにしたら悲しいな」
「ごちそうさましようね」
と言って切り上げる。

 

その後食べたいと言ったときは次はしないと約束する。

 

「ご飯はいらない」と食卓につかない

 

声をかけても席につかない場合はたいてい
お腹が空いていないことが多いようです。

 

その後食べたいと言っても
ご飯は決まった時間に食べるものだと伝えます。

 

次の食事やおやつを多めにして調整すれば問題ないそうです。

 

「寝たくない」と遊び出す

 

「寝ないと明日遊べなくなっちゃうよ。明日遊ぼう」
などと声をかけて部屋を暗くします。

 

「起きたら〇〇しようね」と約束をすると
納得してくれることが多いようです。

 

このように、イヤイヤ期とひとくくりにしても
リピート・クエスチョン・リクエスト」と
保育士さんたちの対策では少し違う印象がありますね。

 

保育士さんたちの方が少し厳しめな印象です。

 

要するに、メリハリが大切だということだと思います。

 

ここまで紹介してみて、
この通りやってうまくいくほど簡単ではないと思うし、
ずっと改善しなかったら思わず叱っちゃいそうだなあ
と思った自分がいました。

 

幼児教育者であり、
日本キッズコーチング協会の理事長でもある
竹内エリカ先生によると、

 

どうしても叱りたくなった場合は、

 

  • 目をそらして叱る
  • 最初に言ったことを繰り返す
  • 注意するのは3回まで

 

という点に注意するといいそうです。

 

目をそらして叱るのは、
叱るとき口調や言葉がきつくなりがちなので
目を知らして叱るくらいがちょうどいいそうです。

 

そして、最初は「静かにしなさい」と言っていたのに
「この前は〜」や「わがままね」と
過去のことや人格を持ち出すのはNG。

 

最初に言った言葉は
子どもにシンプルに伝わる言葉なので意識しましょう。

 

また、子供は1回目の注意で「声がする」と認識し、
2回目で「ママが何かを言っている」と気づきます。

 

そして3回目で何を言われているのか理解するそうです。

 

4回目以降は効果がないので、落ち着いているときや
別のタイミングで伝えるのがいいそうです。

 

 

イヤイヤ期はいつになったら終わる?

 

 

イヤイヤ期の接し方について紹介してきましたが、
実際に毎日イヤイヤ期があるとイライラしてしまうし、
これらの接し方ですんなりとうまくいくことの方が
少ないのだろうということは容易に想像がつきます。

 

毎日すごい戦いになるだろうなあと思ってしまうのですが、
そんなイヤイヤ期はいつまで続くのでしょうか?

 

50人のママのイヤイヤ期が終わった時期について
こでまりが行ったアンケートによると、

 

  • 2歳前半…22人
  • 2歳前半…11人
  • 3歳前半…9人
  • 3歳後半…3人
  • 4歳後半…2人
  • 5歳以降…2人
  • 4歳前半…1人

 

という結果でした。

 

2歳で終わるという方が大半ですが、
5歳以降も続いている方などもいて衝撃でした。

 

  • 人見知りが少なくなった
  • 下の子が生まれた
  • 会話が成立するようになった

 

などのタイミングでイヤイヤ期から卒業している子が
多いような印象を受けました。

 

そして、多くのママが口を揃えて
無理強いや叱るのは逆効果で
やりたいことを聞いたり、話をすりかえたりすると
うまく乗り越えられたと答えています。

 

しっかりと子供と向き合うことが
イヤイヤ期早期脱出の1つかもしれませんね。

 

また、ママたちはパパにお願いして自分の時間を作るったり、
同じイヤイヤ期の子を持つママ友とお話をしたり、
支援センターに相談したりして、
イヤイヤ期を乗り越えているそうです。

確かに、自分のご褒美は大切ですね♪

 

そして、私も支援センターによく行っているのですが、
同じ月齢くらいのママたちと話していると
夜泣きの対策や言葉の教え方など参考になることが多くて
実際に試してみるとうまくいった!

 

なんてこともありました。

 

イヤイヤ期にも気分転換がてら、
支援センターに通いたいと思います☆

 

 

最後に

 

イヤイヤ期の長さには個人差もありますが、いつかは終わります。

 

このイヤイヤ期も今だけ。

 

イヤイヤ期が終わると、
この先こんなに駄々をこねて、
泣いて訴える子どもを見ることも無くなります。

 

嬉しいようで、寂しさもありますよね。

 

時間の問題、今だけの思い出と思いながら
ママは適度にリフレッシュして
このイヤイヤ期をみんなで乗り越えましょう!

 

ここを乗り越えた先には、
一皮も二皮も向けてお兄ちゃん、お姉ちゃんになった
子どもたちに出会えると思います。

 

それを楽しみに頑張りましょう♪

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