DSやニンテンドースイッチさらにはスマホまで、
多くのポータブルゲーム機の登場とともに、
子どもたちが室内で過ごす時間が増えています。
確かに空き地や公園など屋外で思いっきり遊べるところは減ってきました。
また、公園における遊具使用時の事故や管理の負担から、
遊具も減ってきています。
でも、外遊びには子どもの成長に役立つことがたくさんあります。
NHKのライフ(参考)でも取り上げられていますが、
外遊びのメリットは次のようになります。
未知のものに向かう好奇心育てる
子どもは新しいものに興味を持ちます。
外には、昆虫や植物、動物など
子どもの関心を引き付けるものがたくさんあります。
鉄棒やブランコで遊んでいる、自転車に乗っている他の子どもたちも。
好奇心を育てる新しいもの、
未知のものにたくさん触れられるのが外遊びです。
想像力・創造力がつく
常識とかいままでの経験にどっぷり浸かっている大人とちがって、
子どもはまっ白いところから新しいことを創りだします。
その才能を生かすのに外遊びが一番です。
新しいものに触れながらいろいろ試すことで知識も増えていきます。
生活のリズム
「寝る子は育つ」というとおり、成長にとって睡眠は大切です。
そのためにも生活のリズムは整えておきたいものです。
ですが、テレビやゲームなど夜更かししてしまう原因が周囲にはたくさんあります。
そんな中、体を使う外遊びは、適度に体に負荷をかけ、疲れさせてくれます。
この疲れが、子どもをスムーズに眠りに引き込みます。
朝型の生活リズムは、社会人になっても役に立ちますから、
早めに身に付けさせたいですね。
五感への刺激。運動神経が発達
外には色々な音や声が溢れています。草花からの香も流れています。
そして、季節によって変わるこれらは、
室内の人工的な環境では体験できません。
また、石が転がっていたり、
でこぼこの地面で体を動かしたりすることは、
体のいろいろな部分を使うことになります。
目、耳、鼻への刺激を受けて、体をたくさん動かせば、
運動神経の発達と体力の育成になります。
子供の外遊び時間に気をつけるべき理由
本体育協会は「子どもの身体活動ガイドライン」(参考)で、
一日60分以上の運動を推奨しています。
運動量の違い(不足)は、子どもの体力の発達に大きく関係します。
外で遊ぶときに気を付けたいのが時間です。
早朝や夕方は、周囲が暗いので避けたいところです。
特に夕方はどんどん暗くなる周囲にけおされて、あわててしまいがち。
外には思わぬところに思わぬものがあって怪我や事故につながります。
また、事件に巻き込まれないためにも
周囲に他人の目がある明るい時間にしましょう。
そしてもう一つ注意したいのが「太陽」。
日差しの下で元気に遊ぶのは楽しいのですが、外での運動は、
思ったよりも汗をかいて体から水分やミネラルを失います。
9~12歳では20分ぐらいを目安にして休憩をとらせるようにしたいですね。
(参考:毎国立成育医療研究センター)
運動の効果は明らかなので、外でたくさん運動させよう!となるのですが、
遊ばせる時間に気を付けましょう。
子供の外遊びに最適な乗り物おもちゃベスト3!
キャスターボード/リップスティック/ブレイブボード
子どもたちに人気です。昔はやった(?)スケートボードに似ています。
違うところは車輪の数。スケートボードは前2輪、後2輪の計4輪。
キャスターボードは前後ともに1輪の計2輪です。
バランスを取りながら遊ぶのでスピードはあまり出まから、
見ていて安心です。
キックボード
ご両親の世代も楽しんだ昔から変わらずにある定番の乗り物です。
特別な技量を必要としないところから、
取り組みやすいところが魅力でしょう。
インラインスケート
乗り物?とはいえないかもしれませんが、
ご両親の世代からつづいているものですね。
特に説明は不要でしょう。
実際のスピードよりスピード感があります。
夏場はインラインスケートで冬になったらアイススケートに
進んでもよいでしょう。
ご両親が先生役になって教えながら楽しめますね。
まとめ
外遊びでは、他の子どもと接する機会が増えます。
文部科学省の幼児期運動指針(参考)にもありますが、
周囲との関係を作っていく経験・能力も外遊びは育ててくれます。
友達としてコミュニケーションをとりながら
いっしょにルールを守って何かをしていく。
そんな経験は社会に出ていくときに役立ちます。
外遊びのメリットは他にもあります。
最近、よく取り上げられている子どもの近視について、
屋外で遊ぶ子どもの方が、近視の進行が遅くなるという結果が報告されています。
(参考:exciteニュース)
外遊びは子どもの成長にとってメリットいっぱいです。
積極的に取り組んでいきましょう。