犬や猫のペットを飼っていると、時々一緒に旅行に出かけたくなります。
今までと違う風景や環境の中をいっしょに楽しみたいな、
と想像にふけってしまうことはありませんか?
また、愛犬や愛猫の体調が悪いとき、
病院に行かなければならないことがあります。
普段と違った雰囲気の中で移動をしなければならないとき、
そんな時に役立つのがペットキャリーです。
電車、バスなどの公共交通機関を利用する場合や
動物病院の待合室など他の見知らぬ動物たちといっしょに
静かに順番待ちをする場合、
自家用車の中だけど安全のためじっとしていてもらいたい場合
などいろいろなシーンで使われます。
最近では、災害などの避難時に使われたりします。
ペットと人々またはペット同士が
ストレスなく過ごすために活躍する
ペットキャリーにはいろいろな種類があります。
人気のある3種類について詳しく説明します。
小型ペットのキャリー用品1~キャリーバッグ
キャリーバッグには、ハードタイプとソフトタイプに分けることができます。
ハードキャリー
プラスチック製の本体に網製の扉が基本的な構成です。
プラスチック製のケースは清掃が簡単ですし、
ケージとしても使用できます。
一方、重量があるので、持ち運びには向きません。
ソフトキャリー
ナイロンなどの布製のバック部分に
肩ベルトなどの運搬用の持ち手がついた感じです。
種類が豊富ですし、なにより軽量なことが注目点です。
ペットをキャリーに入れて移動する場合は、
軽いソフトキャリーが向いています。
小型ペットのキャリー用品2~キャリーカート
外へのお出かけが多い人や、
複数のペットを同時に面倒みなければならない人の間に
人気があるのがキャリーカートです。
外観は、人間の赤ちゃんが使うベビーカートとそっくりです。
ハードタイプのキャリーバッグにベビーカーとの車輪を付けた感じです。
最大のメリットは、「重さ」から手や腕が解放されること。
長時間の外出における疲労感は、
ここで紹介している3つの中では一番少ないでしょう。
一方、ベビーカー同様にかさばりますから、
バスや電車に持ち込みには制限がつくことがあります。
公共交通機関を利用する場合には、
持ち込みの可否を事前に確認するのが確実です。
混みあう時間帯の利用は避けるようにしましょう。
小型ペットのキャリー用品3~リュック
リュックタイプのメリットは、なんといっても「両手が空く」ことです。
キャリーバックより腕・手への負担が軽く、
キャリーカートよりかさばらないところがリュックのポジションですね。
ペットを入れたリュックを背中に背負うことで自転車に乗るのも楽ちんです。
慣れた人の中には、体の前にペットのリュック、
背中には買い物用リュックを背負って自転車に乗る人もいます。
一方、バックよりかさばるし、
カートより体の負担が大きいというデメリットもあります。
あなたの使い方に合わせて選択するようにしましょう。
まとめ
ペットとお出かけ時に必要なキャリーバック、
キャリーカートそしてリュックを紹介しました。
長所を生かした使い方をすれば、
ペットとのお出かけを楽しいものにしてくれます。
キャリーでおでかけ中に気を付けてほしいことは、
様子をこまめにチェックすることです。
基本的にバックの中に水や食べ物を入れません。
そのかわり、様子の確認をこまめに行いましょう。
排泄しているようなら手早く処理して
ケージ内を清潔な状態に保つようにしましょう。
異常が見られたら、外に出て休憩できるようにします。
また、猫とのお出かけ時には「脱走」されないように気を付けましょう。
あなたとペットのライフスタイルに合ったキャリーでお出かけを楽しみましょう。