履歴書は、転職活動において不可欠なもの。
あなたの実績や経歴、新たな仕事に望む意欲や熱意を記したものです。
そしてこの履歴書の中で需要なポジションを占めているのが写真です。
人はまだ会ったことのない相手でも、
写真を見ると何某かの印象を持つものです。
履歴書の写真は、面接で会う前にあなたのイメージを面接官に抱かせます。
よい写真なら良いイメージを、
そうでなければそうでないイメージを抱かされるでしょう。
そして、この印象があなたの面接試験のスタートラインになるのです。
転職活動において履歴書の写真は重要なのです。
ではどのような写真が「良い写真」なのでしょうか?
「しっかりしていそう」
「明るい人柄のようだ」
といったポジティブな印象を与えるのでしょうか?
そんな写真を撮るためのポイントを調べてみました。
転職の写真をスマホで撮る場合に気を付けるのは「背景」
履歴書に貼る写真を撮るなら、次の3つの方法によるでしょう。
- 1つ目は写真館で撮影する。
- 2つ目は撮影から現像までを自動で行ってくれる
スピード写真・撮影ボックスの利用です。 - 3つ目は、スマホやデジカメで自撮りする方法です。
最近では、自分のペースで撮影できる自撮り派が増えているようです。
気に入った写真が撮れるまで何度もトライできるメリットがある一方、
第三者の客観的なアドバイスを受けることができません。
また、撮影について技術的な知識も必要になります。
では、自撮りのポイントを見ていきます。
〇撮影場所のセッティング
撮影場所は、多くの場合自分の部屋になるでしょう。
まずは、照度の確保です。
部屋の証明はなるべく付け、外が晴れていて明るいのなら、
外光を利用できるよう、体は窓に向けて撮影します。
光が強すぎて顔が白っぽくなってしまう場合は、
レースのカーテンを閉めるなどして調整します。
次は背景です。
ポスターや壁掛けを外した白やベージュの壁を背景にしましょう。
家具などの映りこみはNGです!
〇撮影時の姿勢
ポイントは、あご・目・肩です。
アゴは、正面を向け、上がりすぎたり下がりすぎたりしないようにします。
目は、細めたりせずパッチリと開きます。
もちろん髪で“目がかくれる”ことがないようにします。
肩は水平になるようにします。
力んで肩を怒らせたり、猫背になって肩が下がりすぎたりしないようにします。
また、椅子に座って撮影するのなら背もたれのないイスを使います。
座る時でも立った時でも壁からの距離に気を付けます。
近すぎても遠すぎても影が出てしまいます。
目安は壁から1mくらい離れた位置です。
〇カメラの設定
カメラは目の高さに三脚や台を使って設置します。
カメラのモードは、基本的に自動モードでOKです。
カメラは、自分から2~3mくらい離した場所におきましょう。
〇服装や表情
笑顔は、微笑み程度がよいです。
歯が見えるほど笑うのはNGです。
服装も清潔感のあるものを使用します。
就職の面接試験に臨むのですかたスーツの方が好印象につながるでしょう。
転職先に出す履歴書の写真サイズは規格外でも大丈夫?
履歴書の場合、添付する写真のサイズは縦40mm×横30mmが一般的です。
履歴書の用紙サイズがA4でもB5でも
写真のサイズはこの40㎜×30㎜となっている場合が多いのです。
また、大きさの誤差が2㎜程度までは大丈夫です。
ですが、カッターや定規を使って、規定の寸法になるように切断しましょう。
余分な場所を切る場合、ちゃんと指定の範囲が入っているのか確認しましょう。
写真館で撮影した場合は、
所定の範囲で胸から上の部分がバランスよく入るようにしてくれます。
自撮りの場合は試し撮りをして、撮影部位の範囲を確認しましょう。
そして、もしも写真のサイズを間違えて撮影してしまったときは、
もったいないとか面倒臭いとか思わずに撮り直します。
無理に切断して体裁を整えようとしても
バランスを欠いた写真になってしまいます。
また、履歴書用紙の指定のサイズを無視した写真を貼ることは、
あなたを
「ルールをまもらない」
「どこか抜けている」
というネガティブな評価に繋がってしまいます。
指定のサイズは守るようにしましょう。
まとめ
履歴書の写真は「たかが写真・・・」ではありません。
あなたの印象を決める重要なものです。
時間に余裕をもって、見る人に好印象を与えるものを用意しましょう。
ここで自撮りのメリットがあります。
自撮りなら、デジタルデータで写真を保管できます。
〇〇ヶ月以内とかの指定の期間に撮影した写真を要求されますが、
出来の良い写真をデジタルで保管できれば、
手持ちのプリンターでいつでも紙に印刷できます。
求職活動中は思いの他に履歴書・写真が必要になりますから、
デジタルデータからいつでも印刷できるのは便利です。
好印象の写真でもって面接試験突破の一助にしましょう。