睡眠は、肉体的な疲労の解消や脳の情報の整理など、
私たちが生きてゆく上で不可欠なことを行う時間です。
この睡眠が「自分にとって十分ではない」
と感じることが「睡眠不足」と言えます。
単純に時間だけではなく、睡眠の質がよくない状態でも睡眠不足になります。
そして、多くの人が忙しい日々を送るなかで「睡眠不足」を感じています。
アサヒグループ食品株式会社が行った調査によれば、
20~50代の働いている人の8割が「睡眠不足」をかんじているそうです。
また、株式会社ニューロスペースによる調査も同様に、
多くの人が睡眠不足を感じていて日中の仕事の効率にも影響しているとしています。
睡眠不足の解消にはコーヒーを飲んだり仮眠をとったり、
各人で工夫していると思います。
ここでは、睡眠時間を増やすことが容易ではない場合に、
すっきりさせる方法についてまとめてみました。
寝不足解消に効く飲み物があった!
睡眠不足で眠気に襲われたらどうしますか?
軽く体を動かしたり、声を出したり、
いっそ仮眠をとったりといろいろな方法が頭に浮かびます。
でも、会議中とかで行動の自由がない場合はどうします?
そんな時は、飲み物に頼りましょう。
ここではお医者さんがおすすめの2品を紹介します。
コーヒー・緑茶
何か飲むのであれば、
カフェインが含まれているコーヒーや緑茶などを飲みましょう。
眠気対策にはコーヒーが一般的です。
糖分は眠気を誘うのと摂り過ぎると肥満につながるので、
コーヒーならブラックもしくは微糖のものにしましょう。
緑茶なら玉露がカフェインを多く含んでいておすすめです。
どちらもカフェインの効果は飲んでから20~30分くらいしてから現れることと、
カフェインには利尿作用があることに注意しましょう。
炭酸水
ガムを噛むと眠気が取れることは皆さんご存知の通りです。
口からの刺激は、眠気を取る働きがあります。
そこで、はじける炭酸が刺激を与える炭酸飲料も眠気対策に効果があります。
炭酸飲料特有の爽快感も頭のリフレッシュに効果があります。
こちらも、糖分の摂りすぎには気を付けましょう。
カロリーゼロを唄っているものがよいでしょう。
寝不足による体調不良を解消する休憩方法
睡眠不足による眠気を振り払うにはどうすればよいか?
と、考えても、体が休憩を欲しているから眠くなるのです。
ここはムリをせずに、休憩時間にしっかり休む方法を考えましょう。
仮眠をとる
ダイヤモンド社でも紹介されていますし、
先にも述べましたがカフェインが効き始めるには20~30分程度かかります。
ですから、仮眠から目覚めるときにカフェインが効き始めるようにすれば、
仮眠により休憩の効果とカフェインの覚醒効果が合わさって
すっきりとした感覚で目覚めることができます。
ポイントは仮眠の時間です。
長すぎても短すぎてもNG。20~30分程度が目安です。
いろいろ試してあなたに合った時間を見つけておきましょう。
目を閉じる(予防的仮眠)
Teijinで紹介されている方法です。
「眠くなる前に寝てしまえ」
とまるで「毒を以て毒を制す」的な方法ですが、
しっかりお医者さん推薦の方法です。
仮眠でリフレッシュするように、
短時間でも目を閉じて
外部からの情報をシャットアウトすることで
脳をリフレッシュします。
体内時計のリズムから、
起床後8時間と15時間過ぎたあたりが
眠気を感じやすくなるそうです。
この前に目を閉じれば、
5分程度の少ない時間でリフレッシュができるそうです。
まとめ
睡眠不足による眠気を払うには、
ガムを噛んだりする方法もありますが、
時と場所を選ぶのが欠点です。
その点、飲み物なら制約が少ない利点があります。
でも、睡眠不足は、長期的には「睡眠負債」となって、
あなたの健康を害するおそれもあります。
睡眠時間が増やせないのなら、入浴時にマッサージしたり、
ベッドや布団に入る前にはスマホやパソコンも見ないようにしたりなど、
速やかに眠りにつく方法を取り入れて、
あなたの睡眠の質を改善する方法も試みてはいかがでしょうか。