我が子の成長を感じる場面は幾つかあります。
運動会もその一つです。
しっかりと走る姿や、集団で規律のある動きなど、
我が子の成長を感じられるのではないかと思います。
そして、そんな子供の姿をしっかりと記憶ではなく記録するのは、
親の大切なミッションです。
カメラやビデオなどの機材の性能はあがる一方、
運動会での撮影は同じように
我が子の姿を撮影しようとする保護者たちが大勢いて、
まるでバーゲンセールのデパートのようです。
行き当たりばったりの対応では、満足な撮影は望めないでしょう。
そこで、運動会での撮影をしっかり決めるために
行いたい準備について見ていきましょう。
小学校の運動会の事前準備1~場所取り
運動会の種目で個人がもっとも目立つのは徒競走です。
この徒競走を確実に撮るためには、
撮影場所をしっかり選ばなければなりません。
一般的に、徒競走の撮影場所は次のとおりです。
- スタート位置:
先生の合図とともに飛び出すシーンと、
その合図に集中した姿を納めたいところです。
ゴールとは距離が離れてしまうので両方の撮影は難しいでしょう。 - ゴール位置:
ゴールの瞬間を狙います。
我が子が先頭なら最高に絵になるシーンです。
スタート地点が遠いと、
狭いファインダーをのぞいて子供を探すのに苦労します。 - コース横:
颯爽と駆け抜けるシーンを狙います。
カメラの動きを合わせるのに技量が必要ですね。
撮りたい絵を考えて場所を確保するのですが、
コースの種類(直線もしくはトラック)、
コース(内側もしくは外側)とか事前に情報を集めましょう。
多くの学校ではリハーサルを行いますから、
お子さんから様子を聞くのが一番です。
同様に、ダンス・踊りなどの団体演技についても
情報を集めて撮影場所を把握しておきましょう。
そして、大切なのは「譲り合いの精神」です。
徒競走など我が子の競技が終わったら、
素早く場所を譲るようにしましょう。
小学校の運動会の事前準備2~テント
昔は父兄が観戦するための席が設けられていたのですが、
最近の運動会では設営の人手不足のせいか、
生徒と来賓の席しか用意されていないところが多いでしょう。
一方、運動場は日影が少なく、
長時間日光のあたる暑い場所で頑張らなければなりません。
最近は、運動会が行われる春や秋でも気温の高い日があります。
ですから、体力を温存するための場所の確保が必要となり、
そのために便利なのがテントです。
便利なのはドーム型のもの。
ペグ(小さな杭)やロープを張らなくても自立できるので省スペース。
フードを開けて風が通るようにしておけば、
撮影の合間の休憩やお昼のお弁当を広げる場所にも使えます。
設置する際には、周囲の様子を確認し、
人通りの邪魔にならない場所に設置しましょう。
小学校の運動会の事前準備3~当日の持ち物
当日の持ち物として、運動会の会場でよく見られるものを次に紹介します。
- レジャーシート:
座る場所の確保に - テント:
日よけ、父兄の休憩場所、お昼の場所 - 大きめの水筒:
暑いので水分補給は大切です - お弁当:
必須アイテムですね - 折りたたみチェア:
地面は固いので座るときに重宝します - クーラーボックス:
飲み物の保冷に。またイスの代わりになります - 大きめのタオル:
汗をかくので。また大きいタオルを頭からかぶれば帽子の代わりになります。 - 帽子:
日射病対策です。
そして、忘れずに携帯したいのがプログラム。
これがないと、お子さんの出番の把握が難しくなります。
まとめ
運動会では、同年代の子供が大勢で、
揃いのユニフォームを着て行動するので、
我が子を見つけるのに苦労します。
徒競走などでは出走する順番やコースの確認、
団体演技では、運動場のどの辺りで演技するのかを
事前にしっかり確認しておきましょう。
また、周囲への気配りを忘れずに。
三脚の使用の可否は事前に学校の方に確認し、
皆で運動会を楽しめるようにしましょう。