転職初日の気持ちを例えるなら、
小学校や中学校の入学式でしょうか。
「新しい職場」や「新しくなる周りの人」のなかで、
上手にやっていこうという意気込みと、
上手くやっていけのだろうか?
という不安が入り混じった複雑な想いを抱いているでしょう。
何事も始めが肝心です。転職においては初日の第一印象が重要です。
出社初日で気を付けたいことは
- 出社時間
- 服装と身だしなみ
- あいさつ
その中でも「挨拶」が今後の職場における人間関係に大きく影響してきます。
そこで「好感が持てる挨拶」のポイントについて見ていきましょう。
転職初日のあいさつってどんなことを話す?
出社初日は、大抵の場合職場への紹介と併せて皆の前で挨拶する機会があります。
周囲の視線が集まるので緊張するものですが、
ここを乗り切れば第一関門突破です。
事前に好感を持たれる挨拶について準備をしておけば十分クリアできます。
では、初日の挨拶のポイントです。
- 笑顔
- はっきりとした発声
- 背筋を伸ばして胸を張る。でも肩を怒らさないように
話す内容については次のとおり。
- 長くくどくならないように簡潔に
- あとで話題にしやすい内容、例えば趣味とか特技など
反対に避けたいことは
- ×長い話。一分前後を目標に。
- ×名前だけ言って、会話のきっかけとなる情報がない
- ×自己主張が強いと思われるような話、自慢話
です。
前職での話も、人によっては自慢話と捉えてしまうので、
初日の挨拶ですることは避けたほうがよいでしょう。
初日の挨拶は、自分が周囲に溶け込むやすくするためのツールと考えましょう。
そのため「あとで話題になりやすい」ことを織り交ぜましょう。
今後の会話のきっかけが掴みやすいと、後々のお付き合いが円滑になります。
転職初日に挨拶メールを送る内容は?部署だけでいい?
初日に職場の全員と顔合わせができればようにですが、
諸事情で不在の人もいることでしょう。
そのような場合は、数日の違いなら改めて挨拶に伺ってもよいですし、
先方が長期出張などで合えないようなら前もってメールで挨拶文を送りましょう。
メールのポイントは挨拶の場合と同様です。
自分を知ってもらってこれからのお付き合いを円滑にすることを目的にします。
文の長さは400~500文字くらい。だいたい一分で読めるくらいが適当です。
送信する範囲は、自分が配属される職場の人で十分です。
メールで挨拶文を送ったといっても、後日直接挨拶をするのが鉄則ですから。
あと忘れてはいけないのが前職の取引先やお世話になった方たちです。
今までの感謝に気持ちを伝えておきましょう。
人の縁は大切にしたいものです。
まとめ
第一印象は大切です。
挨拶など、初日に行うことは事前にしっかり準備しておくことができますし、
しっかり準備ができたことが安心感につながり、
皆の前での挨拶もスムーズに行うことができます。
しっかりした準備で新しい職場で、円滑な人間関係を築いていきましょう。